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大阪中津アイリッシュカレー監修の「選ばれし人気店 <欧風ポークカレー>」★★★☆☆【レトルト食品ミシュラン】 2024/03/01


選ばれし人気店 <欧風ポークカレー>
辛味順位4

柔らかい豚肉と、バナナやリンゴなど果実の芳醇な甘みや麦芽のほろ苦さが生み出す深いコク。
アイリッシュカレー監修の欧風ポークカレーをお楽しみください。

原材料名
豚肉、牛脂豚脂混合油、小麦粉、りんご濃縮果汁、砂糖、バナナペースト、ソテーオニオン、カレーパウダー、ウスターソース、食塩、カレールウ、チャツネ、でんぷん、みそ、ガーリックペースト、香辛料、オニオンパウダー、しょうがペースト、白ワイン、酵母エキス加工品、麦芽抽出物/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン)、酸味料、乳化剤、カラメル色素、香料、香辛料抽出物、(一部に乳成分・小麦・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・りんごを含む)

主な原材料の産地
豚肉[カナダ産]
小麦粉[小麦(アメリカ産、カナダ産)]
りんご濃縮果汁[りんご(中国産、国産)]
バナナペースト[バナナ(エクアドル産、コスタリカ産)]
ソテーオニオン[オニオン(中国産)]
カレーパウダー[国内製造]
ガーリックペースト[ガーリック(中国産)]
オニオンパウダー[オニオン(中国産、国産)]
しょうがペースト[しょうが(中国産)]
麦芽抽出物[大麦(イギリス産)]



香りは甘めだ。小学校の時に食べたような懐かしいカレーの香りがする。
具は豚肉と玉ねぎのようなものが見える。

一口目が美味しい。甘味を感じた後、柔らかな辛味が口に広がり、その後、旨味がじんわり口中に残る。

二口目。二口目はより甘味と旨味を感じられた。辛味は感じにくくなっている。

ルーはねっとりしている。

三口目。旨味が感じられ、喉の奥がじんわり辛い。

ご飯と一緒に食べる。ご飯の甘味とよく合う。美味しい。

★★★☆☆

欠かせないのはギネスビールによるビターなニュアンス
 「今回ハウス食品さんとコラボして、あらためてうちのカレーの個性や特徴というものが分かりました。それはやっぱり、苦みなんだなって」
 大阪府大阪市の人気店『アイリッシュカレー』のオーナー、糸林宏将さんはそう語りだした。カレーのベースはキャベツ、にんじん、玉ねぎどの野菜を煮込んでのブイヨンづくりから始まり、そこにフルーツチャツネ、唐辛子、にんにく、しょうがなどを加えてさらにじっくりと加熱していく。欠かせないのが、仕上げに加えるギネスビールだ。
「うちはアイリッシュパブ。ギネスビールをカレーのコク出しにも使っているんです。ほどよい、なんともいえない苦みと深みを加えてくれるんですよ」
 メインの具材となる豚バラ肉も、最初に焼きをつけてからギネスビールとブイヨン、水でじっくり1時間以上煮込み、やわらかく仕上げてからソースに加えられている。

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残念ながら、苦みを感じることができなかった。

難しかった味わいの構成「苦み→甘み→辛み」の順序
 キーとなる苦みが開発上、最大の難点となった。
 「苦みは通常、食べてすぐ感じるものではなく、後のほうで感じるものなんです。けれど『アイリッシュカレー』さんのは味わってまず出てくるのが苦み、そして甘み、辛さと続いていく。この順序を表現するのがすごく大変でしたね」
 そう語るのはハウス食品開発研究所の布施夏子さん。そもそもレトルト食品は高温での加熱殺菌が不可欠であり、苦みが飛びやすいというのも困難に輪をかけた。
 「同時にこちらのカレーは要素としてフルーツの甘みも大事なんです。リンゴとバナナが重要な2大要素ですが、リンゴも酸味の少ないもの、甘みの濃いものなど種類もいろいろ。そのあたりも配慮しつつ組み合わせを考えました。ただ甘みが際立っても肝心の苦みが表に出てこない。悩みどころでしたね」
 正直、難題だったと布施さんはもらす。材料の吟味、試作を重ねる日々が続く。

公式サイト


トッピング2品でよりお店らしいスタイルに
 「ご家庭でよりおいしく味わうために、何かひと工夫するとしたら?」そんな質問を、糸林さんにぶつけてみた。
 「お店で出すときは、フライドオニオンとキャベツのピクルスを添えています。オニオンはあまり茶色くしすぎず、軽く揚げる程度が甘みを感じられて、うちのカレーにはよく合うと思いますよ。またキャベツは甘酢と一緒に刻んだ唐辛子を漬けて、ちょっと辛めにしています」
 この2つを添えれば、自宅でお店さながらの仕上がりに。お試しあれ。

公式サイト

以上


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