【入門】大河ドラマ「光る君へ」 第6回「二人の才女」入門 2024/02/12更新
2024/02/12
大河ドラマ「光る君へ」 第6回「二人の才女」
政治のことが分からない。藤原という氏の登場人物が多い。ファーストサマーウイカという役者が、清少納言を演じている。
「おかしきことこそ めでたけれ」という言葉が印象に残った。「おかしきことこそ めでたけれ」という言葉が、まひろにインスピレーションを与えたような描写だった。
ききょうこと清少納言と斉信
大河ドラマ「光る君へ」 第6回の相関図・キャスト
長男の道隆が、漢詩の会を開いた理由がイマイチ分からない。道隆の嫡妻である高階 貴子(たかしなのたかこ)が、「漢詩によって、人となりが分かるから、漢詩の会を開かれては」という趣旨のセリフは、何となくは分かるが、真意が分からない。
以下のツイートが参考になる。
オリジナルの漢詩をそれぞれが詠んだと思っていたが、そうではないらしい。なぜ公任のみがオリジナルだったのだろうか?
知識があると、ここまで物語を読み取れるんだ。知識は、楽しむためのツールだ。
道長は、4人兄弟の末っ子だ、井浦 新が長男「道隆」だ。男性3人は、全員「道」が名前につく。「隆」(たか)、「兼」(かね)、「長」(なが)なので、「たかな」(高菜)で覚えておこう。
花山天皇(はなやま天皇ではなく、かざん天皇と読む)は、984年から986年までの期間、天皇だった。
左大臣と右大臣、どちらが偉いのか? どちらが格が上なのか?
山川の「詳説日本史図録」によると、「978(天元(てんげん)元).10 藤原頼忠が太政大臣、源雅信が左大臣、藤原兼家が右大臣となる。」と書かれている。
藤原 頼忠(ふじわらのよりただ)
公任の父/関白
藤原 頼忠(ふじわらのよりただ)
橋爪 淳(はしづめ・じゅん)
藤原兼家のライバル。公任の父。娘を円融天皇に入内(じゅだい)させるも皇子を得られず、政治的な力を持てなかった。兼家が辣腕(らつわん)を振るいはじめるとさらに押され、名ばかりの関白になる。
源 雅信(みなもとのまさのぶ)
倫子の父/左大臣
源 雅信(みなもとのまさのぶ)
益岡 徹(ますおか・とおる)
倫子の父。藤原氏の勢いには一歩譲るが左大臣に上りつめる。愛娘(まなむすめ)の倫子を入内(じゅだい)させるべきか悩むが機を逃す。
藤原 兼家(ふじわらのかねいえ)
道長の父/右大臣
藤原 兼家(ふじわらのかねいえ)
段田 安則(だんた・やすのり)
道長の父。藤原氏の中でも、名門中の名門。権力を得て政治のトップに躍り出ようと画策する。いずれは天皇の外祖父となり、栄華を息子らに継がせようと作戦を練る。
藤原氏北家(「ほっけ」と読む)
摂政・関白8番目 兼家
9番目 道隆
10番目 道兼
11番目 道長
公卿:「摂政・関白、大臣、大・中納言、参議および三位以上を公卿とよぶ。」
「入内 (じゅだい)」とは何か?
ちゃく‐さい【嫡妻】
大河ドラマ「光る君へ」の時代の文化と年表
1001年 『枕草子』
1008年 この年、『源氏物語』の一部なり、流布化。
1010年 この年、『紫式部日記』なるか。
道長が漢詩の会で詠んだ歌
ドラマの最後に出てきた道長からまひろに送った歌
「おかしきことこそ めでたけれ」
源氏物語「箒木」が気になる。
私が好きな批評
一つの言葉から、複数の意味を見出す。面白い解釈だ。
以上
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