No.4 printf について(1)
今回は、C言語の printf について解説します。
前回の記事をまだ見ていない方は、下記のリンクからぜひ見てください。
前回の記事を見てからこの記事を見ると理解しやすいです。↓
printfについて
No.3 の Hello world の実行結果からわかるように printf は数字や文字を出力する関数です。↓
#include <stdio.h>
int main() {
printf("Hello, World!\n");
return 0;
}
の実行結果は
Hello,World!
となります。
書き方は
printf("出力したいこと");
です。
必ず " " の間に出力したいことを書きましょう。
エスケープシーケンスについて
これも No.3 で解説したのですが、重要なのでもう一度説明します。
エスケープシーケンスは文字として入力できない文字を入力するときに使います。
よく利用されるエスケープシーケンスには次のようなものがあります。↓
\a 警報音
\b バックスペース
\n 改行
\r 復帰
\f 改ページ
\t 水平タブ
\v 垂直タブ
\\ 文字としての\
\? 文字としての?
\' シングルクォーテーション(')
\" ダブルクォーテーション(")
\0 Null(ヌル)
\ooo 8進数の文字コードを持つ文字
\xhh 16進数の文字コードを持つ文字
1
2
3
4?
"5"
という実行結果にしたい場合、改行で \n ?で \? " で \" を使うので
#include <stdio.h>
int main() {
printf("1\n");
printf("2\n");
printf("3\n");
printf("4\?\n");
printf("\"5\"\n");
return 0;
}
となります。
今回は以上です。