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猫でもわかる ネットワークプログラミング 第2版

ひょんな事から 安川電機のPLCからデータを読み取らなくてはいけなくなった… もちろん 仕事で!

使えるインターフェイスは、Ethernetのみ(シリアル=RS232cでもあれば楽なのだろうが無い) しかも、その仕様があまり詳しく公開されていないし、(他社のPLCのような)MX-Components のようなツールも安川用には存在しないらしい・・・ので 自分で 壱から作らないといけません。

 まずは、Socketを使ったLANのサンプル・プログラムを動かしてみようと思い、表示の画像の書籍を(中古で)買ってみました。

 使っているC言語のコンパイラが 古い (MS-DOSで動いていた時代の)BCCだったりします。 本に CD が付いていて、ソース・ファイルもコンパイラ等の開発環境も入っていたのですが、さすがに BCCを今のWindows10で動くようにするのも面倒くさい。 Visual Studio 2010~2019のどれかでコンパイルが通れば、非常に楽に開発・デバッグできます。

 また、その前に2台のコンピュータをEthernetでつないで、メッセージのやり取りが出来る所から確認して行こう!!

そのために、8ポートのスイッチングHUBを購入してみました。

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PC対PC同士だと、つなぐLANケーブルは「クロス」を使わないといけないのですが、HUBを介してつなげば 安価な「ストレート」ケーブルで済みます。

 Hub(ハブ)とは、何か? 基本的な所は理解してますよね?
世の中には 色々なHubが存在していて、例えば USBハブ。

例えば、USBを挿すコネクタが 薄いノートPCだと 2個しか無かった場合、個数が足りなくて不便に感じます。 4ポートのUSBハブを挿して 拡張すれば さらに4個のUSB機器を同時につなぐ事ができるようになります。

LANにおけるHubは、通常は
有線ケーブルでインターネットにつなげられるPCの数を増やすために使うことが多いです。

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例えば、自宅でインターネットに接続できる環境だったとすると、「ルーター」と呼ばれる装置があるはずです。 その後ろにLANのコネクタを挿せる場所が複数あると思います(この図では4か所) これなら 一度に4台のPCが同時にインターネットに接続できます。 ところが会社等で使う場合、社員が多い時は 4台では不足するので、Hubでつなげられる台数を増やします。

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この上の図のように 1本のLANケーブルから Hubを通す事で つなげられるPCが増やせるわけです。 これが Hubの役割です

 ただ、最近は無線LANで インターネットにつなげる事が多いので、Hubのこの役割はあまり使われなくなっている傾向にあります。

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さて、今回用意した この書籍の第6章からの「接続型ソケットプログラミング」のテストプログラムを動かしてみる(出来あがっている実行ファイルであれば そのままどのPCでも動くはず)ことにします。

2台のPCの内の、一方にサーバ側のプログラム、他方にクライアント側のプログラムをコピーして試します。 もちろん IPアドレスど手動で設定して、固定IPにしないとこれらのプログラムは動作しないでしょう。 これらの環境を設定するのが結構 めんどうだ! でも・・・

明日から このネットワーク環境づくりを 先に 行っていきましょう

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