エンジニアとしての日記1- オリジナリティーとか競争とか

社内日報で書いてる話をちょっと修正して転載してるやつです

【自分の視点を込められるかとかが大事】
今まで自分が作ったもので満足いくものなんだっけと振り返ったりしていました。
真っ先に思い出したのが誰から何も評価されていないし作成時間も3時間くらいでただ閲覧するだけの何の役にも立たないサイト。
逆に気持ち悪いのが、かなり時間かけて作った自作プログラミング言語。作り切った達成感はとてもあるしわかりやすく頑張った評価を得られるアウトプットだなと思うものの、プロダクトとしては何も自分が思い描いていたのもを込められていないウンコだと思っています。
プロダクトではないけれどブロックチェーンの技術について書いた記事がR3の人から評価されたの嬉しかったです。あの記事には自分しかしていない(認識している範囲では)洞察や整理の仕方をしていたので、自分の拘りが届くと嬉しい。
総じて自分で考えた切り口で何かを切り取ろうとしてうまく表現できたときは満足感高いし、最初からわかり切っている評価軸に乗るようなものを乗っけに行ってしまった時はすごく気持ち悪い。
【競争意識の芽生えとか遅いと気が付いた瞬間に即死させられるとか勝ち切るとか】
常に競争を意識するようになった話です。趣味開発で作っていたものと同じコンセプトのサービス(Zenn)が完全上位互換で出てきて悔しかった話を前にっきに書いたのですが、感覚としては突然背後から息の根を止められたような気分でした。1年くらいコツコツ費やしていた趣味の時間が全て吹き飛んだ感じです。でも~5年くらいかけて育てるようなつもりのペースでやっていたので、1年で早く死ねたのはまだ良かったです。
競争の意識に意味はないと思っていたのですが、競争しているかどうかは相対的なものなので同じオリジナリティーを主張するものが現れた瞬間に競争の論理が全面に出てきます。
自分が先にコンセプトレベルでもいいのでインプレッションを得られるようなMVPの着手に先に着手できていれば、長いスパンでなく素早くリリースすることにもっと抜かりなかったら負けていなかった可能性はわずかにあったと思っています。ただそのためには色んなものを捨てて一点突破する必要があったのですが、その判断をクズっていたという後悔があります。
ヒットを数飛ばせる人をみていると競争に勝ち切る能力みたいなものを持っていると感じているのですが、失敗を繰り返し必要なものが見えてきている感覚があります。次は勝ち切りたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?