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子供のプログラミング教室って、意味ない?三章

子供プログラミング教室のタイプ

ここまでプログラミングを習い事として落とし込む場合、避けては通れない前提について述べさせていただきましたが、これらは実は運営側も誤解を招きやすい要因として認識しており、あらゆるサービスで対応しております。
ただ、結果的にあらゆるタイプの教室が登場。これはこれで今からプログラミングの習い事を考えている親御さんにしてみれば、更に混乱を招いているのではないでしょうか?
そこで少し整理して、タイプ別子ども対象プログラミング教室を紹介してみましょう。

【 運営のタイプ 】
・専門の企業タイプ

  子ども対象プログラミング学習の専門企業のフランチャイズ教室
・学習塾が母体の関連教室タイプ
  塾が母体なので学習塾と一緒に学ぶ事ができる
・教材フランチャイズタイプ
  教材のみフランチャイズ契約にて提供。
  主に塾や習い事などの個人事業主に対して提供される

【 専門知識を持つ講師、インストラクターの扱い】
各教室では専門知識を持つ講師をあらゆる方法で配置しています。
・メンター制で対応

  現役エンジニアや情報処理系の大学生などから協力を得る
  (デメリット) - 常時対応ではない
・時間制限制で対応
  曜日や時間を限定、あるいは予約などを行い対応
  (デメリット) - 常時対応ではない
・ボランティア制で対応
  現役エンジニアなどから無報酬で協力を得る
  (デメリット) - 常時対応ではない / 教室の数が少ない
・専門知識のある個人が運営する教室
  もとエンジニアやプログラマーなどが運営する個人の教室。
  専門知識経験のある講師が常時対応
  (デメリット) - 教室の数が圧倒的に少ない
  
これらに加え、例えばグループでプログラミングを作成しそして発表・・、又は教材だけフランチャイズ契約し、英会話とプログラミング、そろばんとプログラミング、などなど・・。
独自のレッスン内容でプログラミング学習にプラスアルファを提供。成果の見えづらさをカバーしている教室なども多くあります。
どちらにしてもプログラミングに軸足を置くとなると、講師の専門性、と習得までどこまでカバーしてくれるのか?は教室を選ぶ重要な手掛かりとなるでしょう。

子どもプログラミング教室の未来

先にプログラミングが一般的で無いが為に成果が見えずらい・・、と述べましたが、それも時間がいずれ解決してくれます。
今のお子様世代にとってはSTEM教育やITCなどでプログラミングは学校でも取り入れられていますし、とても身近で一般的な存在ですよね。
そう、プログラミングは今まさに一般的に、そして身近になっていく最中。一周回って、そのお子様が親世代となる頃には、世代間の認知格差はなくなり、成果の見えづらさは解消されているでしょう。
とはいっても、未来については以下の不確定要素は無視できません。

未来を予測する不確定要素

AI
AIはプログラミングコードを作成することができます。プログラミングに限らずコンピュータを使用するほとんどの職業が先にAIに取って代わると言われています。専門職が無くなる?だから習う意味が無いのでは?と考えてしまいますよね。AIは未来の生活を一変させる力があります。無くなると言えば英会話だった無くなるかもしれませんし、もっと言うと学習する必要も無くなるかもしれません?予測困難ですが、その影響力を増すであろうAIの正体はコンピュータプログラム。1つ確実なのは、その知識を身につける必要性は、これから増すであろうと私は考えます。

プログラミングを子供から学習する効果
プログラミングの習い事では成果として、論理的思考、問題解決能力などが身に付く・・、と言われていますが、確かに私自身もプログラミングを長く生業としてきて、そのような思考になると感じる部分があります。
しかし身に付けたのは大人になってから。これが小学校低学年、しかもかなりハードルを下げた学習内容で果たして、どのように影響するか?についてはは正直まだ良く解りません。
子供からのプログラミング学習は始まったばかりなので、その確証を得るにはもう少し時間が必要です。

当教室(プログラbit)について

最後にですが、私が運営するプログラミング教室プログラbitについて少しだけ述べたいと思います。
私が子供対象のプログラミング教室を運営する最大の目的・・、
それは、正直言って私がプログラミングが好きだからです。
私がプログラムコードを作成したいからです。
教室では私自身が教材となるゲームプログラミングを作成したり、生徒と一緒にプログラムを考えたりしますが、これこそが私の好きなコードが書ける!と言う、楽しみ!欲望!そのものです。
レッスンでは生徒と一緒にプログラムを作成しながら、たくさん考えてもらいます。
時にはコードを考えてもらったり・・、
時にはエラーを見つけてもらったり・・、
時には機能を拡張してもらったり・・、
一緒に作りながら、コード作成テクニックを身に付けてもらいます。しかし最も身に付けてもらいたい事・・、
それは「プログラミングって楽しいでしょ!」ってこと。
プログラミング教室の役目?として最終的に残るのは何か?を考えると、私は良い出会いの場であることが大切だと考えています。
レッスンの詳細についてご興味があれば是非お問い合わせください。

ここまで3章にわたり、長々と読んでいただき大変ありがとうございました。






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