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情シスの専門性って?(3)【業務フロー】

「このテナントで●●を売りたいんです!」
現場からこういう声が年に数回あがります。新しいビジネスの話しですね。
このときにピンポイントで、「というわけで、電話とパソコンちょうだいね。あと、会見システムにその店用の部門を作って」と、今までの経験上からなのか欲しいモノのみを依頼される事が多いです。

ここで、それをそのまま準備する、わけにはいきません。結果的に合っているかもしれない、でもまずはシステムの観点からフローを整える必要があります。

関連するヒト、サービス(商品)、お金の流れ(受注、売上、仕入、入金)を時系列(1日〜1ヶ月)で動きを整理し、それにどのようにシステムを載せるかを考えます。
特に最近はお客様の支払いに関するツールが増えており、それによって集客が変わる場合もあるので「支払い」に使うIT機器も重要です。iPadなどでカード決済させる端末や、paypayなんかも流行りですね。

・開業前の準備段階
使う機器や販売商品の購入を行います。
自社と業者との取引ですね。
あとは、どのような売上があるか、つまり商品としてモノの販売をするのか、サービスを売るのか、を決め会計上の科目を決めておく必要があります。上記した支払いについても同じですね。

・開業後
日々の営業のフローを整えます。店舗の場合、レジを使うことが多いので、毎日の釣り銭の用意、業務前後での現金のカウント(用意した釣り銭に対してその日の営業でやり取りした額を計算すれば、計算結果と残金が合うはず)などが肝要です。
毎日の売上については販売管理としてFIXし、それは仕入や入金も同じですね。

・月次
会計の締めとして、月締めを行います。上記した辻褄が全て合うことを確認し、仕訳を作成、その月を締めてもう修正などができない状態にします。最後の作業はもちろん経理部門が会計システムで行うことです。

まだまだやる事があるかもしれませんが、ミニマムではタスクが押さえられたかなと思います。
お読みいただき、ありがとうございます!

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