情シスの専門性って?(2)【調達】
情シスの専門性について書いていこうとしてますが、まず今回はソフトではなくハードの「調達」について考えたいと思います。
対象としては、社員全員が使うものとして、
・パソコン
・モバイルルーター
・携帯スマホ
・タブレット端末
業種別だと、
・インカム
・レジ周り品
・PDA
共有物だと、
・複合機
・シュレッダー
・マイクスピーカー
・アクセスポイントやルーター、POEハブなどというところでしょうか。
用途によって必要な機器を選び、メーカーを調べ価格は相見積もりをとることで、その時のベストのものを導入できるように準備します。
これらハードもソフトも、ユーザから「欲しい」と言われた時に、「ホントにその機器や方法がベストか?」ということはよく話し合って腹落ちさせてから進めることが大事です。
現場の言うがままに色々なメーカーの機器を入れた結果、性能や保守内容がそれによって違うことになるため、運用としては問題ありといえると思います。
後はセキュリティの観点として、IPアドレスの制限をかけたり、認証をするような仕組みを取り入れる必要があります。
導入の目処がたったら、資産管理としてバーコードなどでの管理を行う必要がありますね。高価なものであれば、経理部門と連携して「資産」として登録したり、減価償却の対象とする検討が必要です。
そして、定期的に棚卸しを行い最新の情報を管理する必要があります。
モバイルデバイスは、MDMを利用して管理することが必要となります。
利用が完了した際には、中のデータを消去して廃棄するという流れになります。その際は経理上は「除却」という作業が必要となります。
以上が【調達】という観点で思いつくことです。
お読みいただきまして、ありがとうございます!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?