見出し画像

創業ストーリー「プログラミングは人生の可能性を広げてくれた」

Progateは2014年7月に設立され、7年が経過しました。
今回はCEOの加藤が執筆した、Progateの創業ストーリーをご紹介します。
※社内向けに公開したカルチャーブックの創業ストーリーの内容を掲載しています。


僕がプログラミングに初めて触れたのは20歳の時、大学の授業でのことでした。

当時は特にやりたいことのない学生でしたが、iOSアプリを実際に作って公開している同級生を見てなんとなくプログラミングに興味を持ち、映画の「ソーシャルネットワーク」を見てプロダクトづくりにも憧れ、工学部の電子情報工学科に進級しました。

進級してからは毎週プログラミングの課題が出され、小中学校からプログラミングをやってきた同級生に囲まれながら、なんとか食らいついていました。
彼らが30分で終わらせる課題でも、訳のわからないエラーメッセージに悩まされ、何倍も時間をかける必要がありました。

ときにはランチをご馳走してアドバイスを貰ったりすることもありましたが、試行錯誤してなんとか思うようにプログラムを動かすことができたときにはすごく嬉しかったのを覚えています。

ヒイヒイ言いながら学校で学ぶのは楽しいと感じつつも、当時は学んだことをどうやったら実際のプロダクトづくりに活かせるのかがあまりイメージできていませんでした。

 大学ではC言語を学んでいましたが、アプリやウェブサービスを作るにはどうやら別の言語が使われることが多いらしいと知り、いろんな言語の書籍を読んでみるも、よくわからず挫折してしまうことばかり。

どうしたら前に進めるのかわからない、もどかしい日々を過ごしていました。

転機は出会いでした。
同じような悩みを持っている仲間と、学習の道筋を示してくれる人に出会えたこと。

手取り足取り教えてもらったわけではないですが、進むべき方向性のアドバイスを貰えたことで、少しずつプログラミングの面白さにのめり込みました。

そんな中、仲間から紹介してもらった人から受託案件でプログラミングの仕事をもらいました。

初めて作るプロダクトは、何もわからず苦労が多かった。でも、すごく面白かった。
寝て、食べて、コードを書き続ける日々。

毎日できることが増えていく感覚があり、プロダクトをリリースできた時には、なんでもできるような気分になりました。


もっと創れるようになりたい。
僕にとってのThe gate to the exciting world of programmingにやっと踏み込めた感じがしました。


 その時期、案件を通して知り合った人に連れて行ってもらったアメリカの「サウス・バイ・サウスウエスト」というイベントでFacebookの初期のエンジニアの方の家に泊めて貰う機会がありました。

彼らは一生遊んで暮らしていける富を手にしているのに、新しいプロダクトづくりに挑戦しようとしていました。自分のプロダクトで世界を変えていくと語っている姿はすごく格好良かった。

 同時に、彼らに「君はどんなプロダクトを作っているの?」と聞かれたときに僕は何も答えられなかったことが、すごく悔しく感じました。

胸を張って、「自分は世の中を良くするこんなプロダクトを作っているんだ。」と言えるようになりたいと思いました。


そして2014年7月にProgateは誕生しました。


自分自身がプログラミングを学んで得た可能性と体験。
この経験をもとに、ユーザーの人生の可能性を広げるような、
世の中の役に立つものを作っていきたいというのが根底にある想いです。


それからもう7年。

面白さを感じながらも、7年間、明日が見えない日々を送ってきました。
サービスが伸びなかったら会社はどうなるんだろうと、常にプレッシャーがあります。
初期の「なんでもできる」という高揚感に比べて、「何もわからない」ということに気づいていく側面ばかりです。

世の中に価値を作ろうと思うと、大変なことの方が圧倒的に多い。
それでも、この道を選んだことは後悔していません。

普通の道からはちょっと外れてしまっているけど、僕自身、もっと創れるようになりたい、もっと良いものを創りたいという思いは変わらないですし、これからも自分のPathを切り開いていきたい。

こんな風に今思えているのも、7年前にプログラミングを学び始め、それをきっかけに多くの人との出会いに恵まれEmpowerされ、人生の可能性が広がったからだと思っています。

Learning to code changed our lives.
Learning to code gave us the power to create.
It gave us confidence and opened new doors.
We want to make this power accessible to anyone,
and open up the possibilities of everyone.

Progateでプログラミングを学んで、世界中の人に、人生の可能性を広げて欲しい。
一緒に『誰もがプログラミングで可能性を広げられる世界』を作りましょう。

カルチャーブックではこの他にVision、Mission、Valuesなどの内容が掲載されています。
あわせてご覧ください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?