香りってなあに?#2
私たちの生活には、いろいろな香りが存在しています。
その中でも、心を落ち着かせたり、和ませてくれるものが植物の葉や花の香り。
じゃあそもそも「かおり」ってなんだろう。。。?
かおりってなあに?
「かおり」は様々な表記の仕方があります。
「香り」
「薫り」
「馨り」
今回、私がテーマとしている「香り」は鼻で感じる匂いのことを指します。
日本人は古くから香りに対して意識を持っており、平安時代では、手紙に香りがする花などをつけるなどの工夫をしていたそうです。
そのため、さまざまな意味や思いを重ねているものが「香り」とも言えます。
つまり、香りと記憶は連動しやすい、ということでしょうか。。。?
偉人たちが愛したアロマテラピー
古くからいろいろな偉人たちがアロマを活用していたそうです。
そのうち代表的なのが、
◯クレオパトラ
◯マリー・アントワネット
◯ナポレオン
です。
クレオパトラは香りのチカラでローマ皇帝にもなったカエサルなどの多くの英雄を魅了して、エジプトを支えてきていました。
美容のためにオイル(香油)を使って、入浴後のトリートメントにも使用していた記録があります。
ルイ15世の時代からベルサイユ宮殿では、毎日香りを変えることが流行っていたそうです。
その後、ルイ17世の妻であるマリー・アントワネットも植物の香りをこよなく愛した女性の1人。
特にローズとバイオレットを自分の香りと決めて、当時流行していた銀髪のカツラにはバイオレットの香りがするよう工夫もしていたそうです。
また、フランス初代皇帝であるナポレオンは、オレンジやローズマリーなどの天然香料で作られたオーデコロンを気に入って使っていたそうです。
当時オーデコロンは薬や化粧水としても使われており、ナポレオンは普段から洗顔に使って1ヶ月60本も使用していたと言われています。
さまざまな時代において、香りを活用する場がたくさんあり、効果的に使うことで役立てることができていたようですね。
アロマテラピーの原点
人々は、古くから身近にあった植物を薬草として食べたり、塗ったり、香りを嗅いだりして、傷や病気を治す医療としても活用していました。
日本でも、アロマで使用することの多い芳香植物は「香薬」と呼ばれ、薬の原料としての役割を担っていました。
受け継がれていった植物療法は現代医学のもとになっていますが、その中でも「香り」に特化したものがアロマテラピーの源流です。
アロマテラピーの楽しさや奥深さ、役立て方を学んで、活用していった方法などをこれから皆様に共有できるくらい成長していきます!
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