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【仕事のコラム】早起きと幸福度の関係性

こんにちは。

皆さんは朝方ですか?夜型ですか?
ビジネスマンだと、夜に飲み会が入ったりお付き合いがあったりして早起きを継続するのは至難の業だとは思います…苦笑

しかし今日は、朝方に絞って、朝方のメリットを挙げていこうと思います。

早起きをすると、頭が冴えるというのは体感としてとても実感していることなのですが、早起きと仕事の関係性についても絡めてお話できたらと思います。

早起きして朝陽を浴びると、気持ちがいい。

のは、何でなのでしょうか。

それには「セロトニン」という物質が深く関係していました。

聞いたことはあるけれど、実際どんな働きがあるのでしょうか。

セロトニンは、私たちの心の健康と体の機能に重要な役割を果たす神経伝達物質なんですね。



セロトニンの働き

心の安定作用
セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、怒りや焦りなどのマイナスな感情を抑制し、精神を安定させる効果があります。

ストレス耐性の向上
セロトニンにはストレスの原因であるノルアドレナリンの働きを抑える効果があります。

睡眠の質の向上
セロトニンは睡眠ホルモン「メラトニン」の材料となることから、睡眠にも良い影響を与えます。
セロトニンが日中に活発に働くと、快眠を得られやすくなります。


主にこういった作用があり、セロトニンは私たちの日常生活において心身の健康を支える重要な役割となっているのですね。

では、セロトニンを増やすには具体的にどのような方法があるのでしょうか。

1.トリプトファンが豊富な食材を摂る
赤身肉、卵、ナッツ類などに多く含まれています。

2.ビタミンB6が豊富な食材を摂る
ビタミンB6はセロトニンの分泌に必要な栄養素で、バナナやアボカド、鶏肉に多く含まれています。

3.太陽光を浴びる
日光を浴びることでセロトニンの分泌が促進されます。朝の散歩などで日光を浴びるのがオススメ。

4.リズム運動を習慣にする
ウォーキング、ダンス、水泳、筋トレなどのリズム運動を行うことでセロトニンの分泌が活発になります。

5.腸内環境を整える
腸内環境を整えることでセロトニンの大部分を作る腸の機能が向上します。
発酵食品や食物繊維を多く含む食品を摂取するのがオススメ。


セロトニンの働きはわかりましたが、早起きをすることのメリットも見ていきましょう。


早起きのメリット

1.生活リズムが整う
毎朝同じ時間に起きることで体内のリズムが構築され、健康的な生活を送りやすくなります。

2.イライラやストレスの軽減
朝日を浴びることでセロトニンが分泌されストレスが減少しやすくなります。

3.作業効率が高まる
人の脳は起きてから数時間が最も活性化するため、朝は作業の効率が上がりやすくなります。

4.自立神経が整う
早起きをすることで自立神経が整い、体質改善にもつながります。

早起きをするとこんなメリットがあるのですね。
セロトニンの分泌はとても重要であることがわかりますし、実際に夜型の時よりも朝方の時も方が生活が整っています。

では、仕事と早起きについて少し触れてみましょう。
早起きをすることと仕事の関係性はどうなのでしょうか。

先述した内容も踏まえて見ていきます。

1.自己制御力の向上
早起きをすることで、自己制御力が養われ、目標達成に向けた習慣が身につきます。
例えば、朝の時間帯は他の人とのコミュニケーションが少なく、静かな環境であることが多いです。そのため自己反省屋目標の見直し、自己啓発活動に時間を充てることができます。

2.タスクの効率化
朝の時間に進捗状況を確認し、タスクの優先順位を決定することができます。
これにより、日中の忙しい時間帯に集中して作業を進めることが可能になります。

3.コミュニケーション力の強化
会社などで朝礼を行う場合、朝礼でのコミュニケーションは非常に重要です。
頭の回転が良い時間帯に一日の流れを確認しておくと作業効率向上しやすくなります。

早起きは単に時間を有効に使うだけでなく、仕事の質を高めるための重要な習慣となり得ます。


朝早く起きて、夜は睡眠を確保する。

ライフスタイルはそれぞれ違えど、早起きができる環境の人は習慣にしてみる価値はありますね。