お札は中央銀行の借金ではない
パクリ屋の素人(自称貨幣論研究者)の理解の浅さがわかるツイート。
ご存じないかも知れませんが、お札は日本銀行の借金なんですよ。国債が日本政府の借金だというのと同様に。
— シェイブテイル (@shavetail) November 28, 2021
あなたは自分の財布のお札は日銀に返却すべきだと思いますか? 「国債を国民が返さねば」というのが正しいのなら「お札も国民が返さねば」となってしまうんですが… https://t.co/2IbZhZ0Pri
国民の方でも「日銀券は日銀の負債だから国民は返さなければならない」というのはヘンだと分かるだろうに「国債は政府の負債だから国民は返さなければならない」というウソに騙されるというのはどういうことなんでしょうね。😅
— シェイブテイル (@shavetail) November 28, 2021
例えばみずほ銀行での定期預金と普通預金が政府・日銀の場合は国債と日銀当座預金なわけだよね。
— シェイブテイル (@shavetail) November 28, 2021
「政府の国債を返済しなきゃ」というのは「日銀当預を返済しなきゃ」だとか、更には「みずほ銀行の定期・普通預金を返済しなきゃ」というのと同様にアタオカだと思わない?
日銀やECBの借金をあなたはお金とよんでいるのはご存知ですよね? https://t.co/oNexccvjTd
— シェイブテイル (@shavetail) November 28, 2021
借金するとは借入金や債務証券(負債)を発生させて現預金(資産)を調達することだが、お札(銀行券)は中央銀行が発行した負債であり、それによって現預金を調達しないので、借金ではない。シェイブテイルは負債と借金の区別がついていない。
中央銀行は銀行券や中銀預金を返済する必要は無いが、通貨価値を維持するために、バランスシートをバランスさせる必要がある。中央銀行は資産価値が毀損して債務超過になっても業務は継続できるが、価値の裏付けのない通貨発行を続けると通貨の信認が失われて通貨からの逃避→大インフレ&為替レート暴落→経済大混乱、となるからである。
Introductory statement by President Christine @Lagarde at a hearing of the Committee on Economic and Monetary Affairs of the European Parliament https://t.co/S8zqKf2s5p
— European Central Bank (@ecb) November 19, 2020
As the sole issuer of euro-denominated central bank money, the euro system will always be able to generate additional liquidity as needed. So by definition, it will neither go bankrupt nor run out of money. And in addition to that, any financial losses, should they occur, will not impair our ability to seek and maintain price stability.
借入金は期限には返済しなければならないが、その時点で返済額以上の借入が可能なら、借り換えて借入を継続できる(金利はリセットされる)。寿命があるので死ぬまでには完済しなければならない個人と、永続的存在なのでいつまでも借り続けられる政府はその点が異なる。
これもProf.Nemuroがなにか病気をこじらせたとしか思えない記事。せっかく自分で書いた正しい仕訳とその解釈が一致していない。こういうのを牽強付会という。
— シェイブテイル (@shavetail) October 7, 2020
国債発行とmoney creation|Prof. Nemuro🏶 #note https://t.co/XgshuWbBS2
”国債を購入したことは政府への信用供与。だから国債購入者が信用創造した…”
— シェイブテイル (@shavetail) October 7, 2020
こんな理屈が正しいのなら、我々が個人向け国債を買ったとしたら我々だって信用創造できることになる。
もう無茶苦茶。ちょっと病院で診てもらったほうが良いレベル。 https://t.co/FcvQgLAvM8
興味深い議論をされていますね。
— シェイブテイル (@shavetail) October 7, 2020
銀行を含む民間に国債がなくても政府支出は可能か。
それは可能です。中銀は民間銀行の銀行ですから、まず民銀が準備預金を借りてそれで国債を購入すればいいわけです。図は(0)民間銀行が準備預金調達してそれで国債を購入した場合の流れです。 pic.twitter.com/660nBCOarC
正しい仕訳を書いた上で、このA銀行で信用創造されている キリッ と書かれたら、そりゃ「良い病院紹介しましょうか」としか。 pic.twitter.com/bAf2LdanX4
— シェイブテイル (@shavetail) October 7, 2020
記事の筆者はだいぶこじらしてきたな、という感想ですね。 https://t.co/l7zgZlK456
— シェイブテイル (@shavetail) May 7, 2020
ついでながら、筆者のProf.Nemuro氏は気がついているのかは分かりませんが、日本が実質では成長し、名目で成長していないというのは、実質つまり実物生産ではそれなりに頑張っているということです。名目つまり貨幣の「生産」が滞っていることが問題で、貨幣生産は究極的には政府にしかできません。
— シェイブテイル (@shavetail) May 10, 2020
つまり政府による貨幣生産が意図的に抑制されていることで、せっかくの実質GDPに反映される国民の努力までもが抑制されているんですね。データを批判している筆者の方が本質がみえていないと思いますよ。
— シェイブテイル (@shavetail) May 10, 2020
素人ほど自分には本質が見えていると思いがちである。
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