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明石市長信者のヤバさ

当noteの明石市関連の記事を「悪意あるフェイクニュース」と断じた泉市長を熱烈崇拝する元医療職の筑波大学大学院生(自称)の一連のツイートに信者特有のヤバみが溢れていたので紹介する。

泉市長と熱烈支持者は

  • 自分が基準

  • こだわりや思い込みが激しい

  • 対論者の話を聞かず自分の言いたいことを一方的に話し続ける(→建設的な対話が成り立たない)

  • 敵か味方か/悪か善(正義)かの二分法的思考

  • 戦闘的・攻撃的

などの点で共通する(類は友を呼ぶ、信者は教祖に似る)。

泉市長が自覚する二つの気質が何を意味するかは分かる人には分かる(○○○○)。

  1. 感情のコントロールが苦手

  2. 興味・関心の濃淡が1/0的(極度に熱中⇔無視・放置)

上から目線

この信者の特に気に障ったのが下の記事👇(「お言葉ですが」は泉市長の模倣か?)。

論点は「福祉国家」だが、記事では政府支出の中心が社会保障・福祉関係になったことを1990年代までの「土建国家」との対比で「福祉国家」と表現している(⇒福祉サービスの充実を意味しない)のに対して、この信者は「国際比較すると社会保障費は少ない」「日本の医療には問題が山積している」ので福祉国家とは言えないと主張している。

文脈が異なると同じ言葉でも意味合いが異なってくるというだけなのだが、自分の基準が絶対のこの信者は一連のツイート👇でグラフ作成者を無知蒙昧な素人だと決めつけている。

会計・統計の知識がないままに、素人が数字と用語を鵜呑みにして作っただけ」のグラフがこれ👇だが、その論拠が意味不明で理解不能である。

総務省,財務省より作成
総務省,財務省より作成

民生費や国土開発費、国土保全費は国や国と地方の歳出を目的別に分類したものなので、「どのような意図で使われるものなのかは考慮していない」という批判は当たらない。その理屈なら、防衛費や災害復旧費も「どのような意図で使われるものなのかは考慮していない」ものになってしまう。

歳出予算の分類の一つで、予算を使って達成しようとしている目的又は機能によって経費を分類するやり方であり、経費が国家の如何なる機能に配分されているかを示すもの。

財務省
総務省『令和3年版地方財政白書ビジュアル版』(令和元年度決算)
総務省『平成7年版地方財政白書』(平成5年度決算)

地方公共団体の経費は、その行政目的によって、総務費、民生費、衛生費、労働費、農林水産業費、商工費、土木費、消防費、警察費、教育費、公債費等に大別することができる。

総務省

一方、普通建設事業費は歳出を性質別に分類したものである。

経費の経済的性質に着目した歳出の分類であり、義務的経費、投資的経費及びその他の経費に大別することができる。

総務省

普通建設事業費は、道路・橋りょう、学校、庁舎等公共又は公用施設の新増設等の建設事業に要する経費である。

総務省

地方公共団体の経費の目的別と性質別の分類はマトリクスで表される。土木費は目的別、普通建設事業費は性質別の分類なので、ツイートの「土木費は普通建設事業費に含まれます」は誤りである。

総務省より作成
総務省「地方財政状況調査」より作成
総務省「地方財政状況調査」より作成
総務省「地方財政状況調査」より作成

その次のツイートにリンクを貼っている2001年の論文👇が「会計・統計の知識がないままに、素人が数字と用語を鵜呑みにして作っただけ」の論拠になっていると思い込んだものと推測される。

普通建設事業費は,地方政府の公共投資を表わしている。普通建設事業費は,さらに経済目的で区分すると,民生費,衛生費,労働費,農林水産業費,教育費,土木費などに支出されている。

花井清人「地方公共投資の役割変化」(2001)
経済目的というより行政目的

無知な工作員を専門知識で圧倒した」ように見せたつもりなのだろうが、逆に自分のこの方面の知識がないことを証明するブーメランになっている。

付録を読むとヤバさが更によく分かる。

付録①:二分法的思考

二分法的思考とはものごとを「白と黒」「善と悪」のように二項対立的に捉えようとする思考形態である。本研究では特に,二分法的思考と外在化問題に結びつきやすい心理指標との関連を通じて,二分法的思考の持つ意味や役割を明らかにすることを目的とする。第1に二分法的思考は誇大型の特権意識と強く結びついていた。第2に,外在化問題に結びつきやすいパーソナリティ特性であるダーク・トライアドは,二分法的思考と関連していた。第3に,二分法的思考は年齢にともなって直線的に低下していた。第4に,二分法的思考と攻撃性との間には正の関連が認められるが,その関連の大きさは若い年齢集団ほど大きいという効果が認められた。

二分法的思考が社会的適応に及ぼす影響の研究
強調は引用者

付録②:論点から外れた一方的ツイート

論点とは直接関係ない自分の関心事を延々と一方的に語る。

4つ目のツイート👇にある「G7では最下位です」は誤り。「中でも家族関連における支出は非常に低いです」も誤り。

OECD
OECD|控除を含む
2020年の日本は2%超

自己紹介

革命家

専門知識があるように振舞っているが、これ👇もフェイクニュース。

Insee|橙線は2.4

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