明石の虚言王こと泉房穂前市長の三橋TVでの虚言連発については既報だが、その後もXで虚言を発信し続けているので、もう少し詳しく書く。
タイトルの答えになるが、2011年5月の市長就任から5、6年経ったら一気に客が増えたのは、泉市長(当時)の子ども施策によって地域経済にお金が回る「まちの好循環」が起こったからではなく、泉市政の前から始動していた明石駅前南地区第一種市街地再開発事業が2017年2月に完了したためである(駅南口の再開発ビル「パピオスあかし」は2016年12月開業)。泉房穂が無駄だと否定する土建主体の従来型公共事業・ハコモノ行政は無駄ではなく大成功だったのである。
その進捗過程については地元情報👇を参照。
👇は兵庫県と内閣府地方創生推進事務局の事後評価報告からの抜粋だが、泉が自分の功績のように語っている内容が、再開発事業の当初からの目的であったことが分かる。泉房穂は多くの人々が関わった再開発事業の成果を自分一人の手柄だと横取りしているのである。
字が細かいので転記。
人口減少が「三重苦」の一つだったと言うのも大袈裟で、人口減少が続いていたのは明石駅周辺を含む明石市東部の本庁地区だけで、西部の魚住と二見はほぼ横ばい、中部の大久保地区はJR大久保駅南口の大手企業事業所跡地の大規模宅地化によって増加基調が続いていた。本庁地区の人口を急回復させた主因も再開発事業で、再開発ビルの住居棟「プラウドタワー明石」の入居が始まった2017年3月から増加ペースが上がっている。
「財政が黒字化しました」も嘘。2023年度は赤字拡大の見通しである。
ここ👇では明石市の(不動産の)の実勢価格が2倍になったと言っているが、これも再開発された明石駅周辺のマンションなど一部の事例を市全体のように誇張している。
客観性のある公示地価の上昇率は平凡なものに過ぎない。
赤松元衆議院議員の泉評👇の通りで、この人物は常軌を逸した虚言癖の持ち主なのだが、それを見抜けずに称讃・意気投合する識者・インフルエンサー・ジャーナリストが多過ぎる。子ども施策はwise spendingであり効果的な経済対策でもある、というナラティヴが自分の信念・願望と合致するからだろう。
冒頭の泉が引用しているXのアカウントが「自身の投稿には、ある程度の根拠を掴んだ上で情報を発信する様に心がけています」と自己紹介しているが、どこで「根拠を掴んだ」のだろうか。
付録①:再開発ビル「パピオスあかし」
泉房穂が自分の功績だとメディアにアピールする図書館や子供・中高生向け施設はハコモノ行政の産物のパピオスあかしに入っている。泉房穂は明石駅周辺を「ポチョムキン村」として利用しているとも言える。
付録②:ヤフコメより