ナチスと失業
これ👇は学者にありがちな木を見て森を見ずの評価と言える。
学者にはこのカラクリがインチキに見えるのだろうが、当時のドイツ人にとって重要だったのは居場所が与えられて生活基盤ができる(→ヴィ―ン時代のヒトラーのような人が減る)ことであり、それが勤労奉仕でも永久就職でも無問題だったので、ヒトラー政権の政策に全く効果がなかったという評価は妥当ではない。また、人心の安定やアナウンスメント効果が民間経済活動を促進する効果を無視することはできない。
これによって婚姻と出生は増えており、当時のドイツ人の多くが生活が「良くなった」と評価したことは事実である。
👇はアメリカの失業率。ローズヴェルトが1933年3月の就任直後に実施したバンク・ホリデーと金本位制停止がデフレスパイラルの反転に大きな効果があった。
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