『ヒトラーの大衆扇動術』は某市の前市長の煽動術を理解する上で非常に役立つ本だが、この👇箇所は日本経済の停滞感の説明になっている。
当noteでこれまでに書いてきたことだが、日本経済の停滞感の原因は積極財政派が言うような財政赤字が少なすぎることではなく、老化(人口の高齢化)だと考えられる。日本は総人口の半分近くが50歳以上になっているので、やる気・血気・活気・活力が湧いてこなくて当然である。
昔、ツーカーのCMで松本人志が「日本はおじさん・おばさんだらけ/結構年を取っている」的なことを言っていたような記憶があるが、その時点からでも中位数年齢は6~7歳は上昇している。
若者人口がピークに向かっていた1990年代をバブルの後処理とリストラクチャリングで空費してしまったことが痛い。