マクロ経済は絶好調から程遠いのに企業は大儲けしていることが、構造改革によって失調した日本経済の特徴と言える。
実質GDP成長率と企業の総資本経常利益率(=経常利益÷資産合計)の相関関係が2002年度以降、途切れている。
これは、企業がグローバルスタンダードの資本利益率を(無理やり)上げていることを示している。その無理のツケを回されているのが労働で、利益と株主還元が大幅増の一方で人件費の増加は止まっている。
日本の「改革」はこれ👇と似ている。
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