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社会

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2019年7月の記事一覧

米女子サッカーは稼がないのに高報酬

アメリカの女子サッカーが男子と同等の報酬を求める"equal pay"運動に新たな展開があったので紹介する。 USサッカー連盟のCordeiro会長が公開状で男女別の報酬の概要を明らかにした。 それによると、USサッカー連盟が2010-18年に支払った報酬(salaries and game bonuses)は男子が2640万ドル、女子が3410万ドル+フリンジベネフィットと、むしろ男子が少なかった。 男女を単純に比較できないのは、女子には基本給があるが男子は歩合給だけ

「異形のポピュリズム」こそ本来の民主政治

橘玲がデンマークの左派陣営を「異形のポピュリズム」と評しているが、果たして「異形」で怖いことだろうか。 左派陣営の成功の理由は、移民問題で極右と同じ強硬な主張をしつつ、福祉の充実などを訴えたことだといいます。これは要するに、「外国人(移民)は出て行ってもらって、デンマーク人だけで高福祉の夢の国をつくろう」という主張でしょう。まさに極右と極左が合体した異形のポピュリズムです。 「世界でもっとも幸福な国」とされるデンマークの洗練された有権者が、このような政党に喜んで票を投じたこ

米女子サッカーの"equal pay"要求とリベラルの変質

アメリカの女子サッカー選手が男子と同水準の報酬(equal pay)を要求している件からは、当事者のフェミニストと応援するリベラルの本質、そして先進国に広がる格差拡大の原因が見えてくる。 反トランプ発言などでリベラルから英雄視されているRapinoe選手は、今回のワールドカップで増額された賞金をさらに2倍、4倍にしろとFIFAに要求し、記者会見でも「マネー、マネー、マネー」と連呼している。 On Friday FIFA president Gianni Infantino

「おっさん差別」の目的は社会の解体

「おっさん差別」の記事について考察する。 おっさん差別が罷り通る根底には、男は大部分の女が好きだが、女は大部分の男が嫌いなことがある。女にとって、男の8~9割は不快な存在なので、おっさん差別は大半の女の心情にマッチするのである。 It was determined that the bottom 80% of men (in terms of attractiveness) are competing for the bottom 22% of women and the