見出し画像

セクシーな宇宙

物理ネタをもう一つ。
小さい頃からSFが好きで、色々なSF小説を読み耽りながら、将来もしかしたら実現するかも知れない宇宙旅行やロボットや電子頭脳が開く世界、21世紀を夢想していた。21世紀になるとロボットがお手伝いをして、電気自動車が自動運転で便利に走っていて、移動が便利になり、人々は皆豊かな暮らしをしている。別のSFでは暗い未来を描いているものもあったりするが、最先端技術によって便利になった暮らしを豊に描いている話が好きだった。
現実の21世紀はどうか。もうすぐ四半世紀経つが、科学技術は一定の進歩を見せているものの、人の進化、精神的な側面での進化はまだまだな感じである。

そういう現実生活の面はともかくも、まだ夢がたくさん詰まった世界に理論物理学がある。簡単に言うと、宇宙の理を数式でなんとか表現しようとする学問で、さまざまな実験結果から得られる物理現象を、理論的に数式で説明しようとするものである。相対性理論、電磁気学、量子力学の体系を一つにまとめようとしており、それの有望な理論である超ヒモ理論にはSF小説よりも心踊るものを感じていた。

超ヒモ理論とは、ありとあらゆる物質を構成する基本的な素材を”超ヒモ”で表現するものである。超ヒモには、両端があったり、輪ゴムのように閉じていたり、振動していたり、さまざまな形態を取りそれによって基本的な物質の要素が変わる。
今ではその超ヒモ理論でさえも不十分であるとして、M理論なるものも出てきている。M理論の"M"は、Memblem(膜)のことで、真空の宇宙に存在する膜を基本素材として世界を表現しようと言うものである。膜にすると超ヒモよりも物理的な表現数が増えるので良いらしい。

この膜がなんであるのかは置いといて、宇宙がセクシーだと感じるのは、この膜が真空の宇宙に存在する万物の素となっており、それが、真空という空間を通して万物を繋げているということである。
今すれ違ったセクシーなお姉様だけでなく、あの憧れのセクシーなお姉様とも、宇宙という世界では”膜”を通して繋がっているのである。表面的には違うものに見えて、別々に存在するようでも、根っこは皆同じなのである。これに、量子力学の観測することによって物事が決まるという考え方を組み合わせると、お互いに意識した相手とはこの繋がりが現実化するという考え方ができ、量子レベルでのラポールが築けるのである。宇宙はセクシーなラポールでいっぱいなのである。

セクシーコメント23
”今すれ違った女性の胸を見たでしょう(怒)。私にもドキドキが伝わってきたわよ!”

#セクシャルなひらめきで潤いのある生活を

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?