台湾2 - 隔離の話
前回は、隔離用のホテルのチェックインまででした。
ホテルの外で別れを惜しみ、それぞれの部屋へ入り、隔離生活がスタートしました。今回は隔離の全体的な話を。
隔離中のルール
隔離中のホテルでの決まり事としては下記のような内容でした。
1. 部屋から外に出てはいけない
2. 朝夕2回の検温(ホテルのLINEに体温計の写真を送信して報告)
3. 食事は1日3回(部屋の前のトレイに届く)
08:00-08:30 朝食
12:00-13:00 昼食
18:00-19:00 夕食
4. ゴミは14時までに部屋の前に出しておく
5. デリバリーの利用可、ただしカード払い。ホテルの人がロビーで受け取って部屋の前に置いておいてくれる
6. 部屋間の物の移動は一切受け付けられない(私の持ってきたこれを別室の友人に届けてください、などのお願いはNG)
1と6に関しては警察(台湾)の決め事だそうです。
その他特殊なこととしては、
・台湾のSIMカードが入った携帯は常に電源ONで電波の届く状態にしておき、電話やSMSには必ず答える
・チェックインした翌日には空港で入手した台湾の携帯番号に警察から電話がかかってきて、SMSが送られるのでそれに毎日答えるように、と言われた(日本語でした。さすが台湾!)
・毎朝10時にテキストメッセージが入り、元気だったら1、熱など不調があれば2、他の症状があれば3の数字のみで回答(このメッセージは英語)
本当に、隔離
ホテルでの決まり事の3〜5からも分かると思いますが、本当に一歩も外に出られません!
私たちは幸い4人で来ているので、もちろん部屋は別ですが、昼と夜にズームを繋いで一緒に食事することが多いです。このごはんおいしいね!これ何?今日何してた?という、普段なら普通にしている他愛もない会話が精神を安定させてくれているような気がします。
この後
この14日間の隔離が終わると、全員で検査に向かい、それが陰性であればその後7日間は自己健康観察という期間になります。外に出るのはいいけれど、公共交通機関や人混みに行ってはいけないよ、という期間で、その間にもあまり活動ができません。それでも外に出られるだけでだいぶ良さそうですが...!
次回は隔離中のホテルの部屋についてです。
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