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学習スタイルの違いと学習方法について

Hi there, Eight(@producer_eight)です。

現在TOEICで800点を目指す方と900点を目指す方のコーチングモニターを実施しており、お二人の受講者さんは見事なくらい【学びのスタイル】が異なっています。

「一生懸命学習をしているけれど、伸びない・・・」という方は、自分のスタイルと学習法がずれている可能性があるんじゃないかなとふと思ったので、学習の参考になればと思い、仮説をまとめていきます!



2つのスタイル

私なりの分類ですが、次の2つのスタイルが存在します。

①「理屈は言葉にできないけれど、なんとなく正しいものが分かる」感覚型
②「理詰めで正しい文を作ったり、発音を出すことができる」理論型

感覚型100%の人は文法書を読んだり、英文を分析したりというのが得意でない反面、習っていない内容であっても過去にどこかで見た英文などをヒントに正しい形を作れたりします。

理論型100%の人は、文法や音声学(発音)などのルールを理解するまでには時間がかかりますが、一度理屈を自分のものにしたら、確固たる英語力を手にすることができますし、人に説明することも容易に出来ます。

もちろん、どちらかに全振り・・・ではなく、

■感覚60%理論40%
■感覚50%理論50%

のようなバランス型の人もいると思うのですが、ほとんどの人が「感覚型」か「理論型」のどちらかが優位になります。そして、自分のスタイルがどちらかによって、学び方は大きく変えていく必要があると私は考えています。


感覚型

キーワード
・大量の良質な英文に触れる
・文法用語やルールに囚われない
・「分からない」を楽しむ

感覚型の人は「ネイティブ」のように学んでいくのが良いと思います。すべてを理詰めで理解するのでなく「なんかわかんないけど、これが正しそう」という感覚を大切にしていくのがおすすめです。

特に学習初期では「わからない」が一杯溜まっていくと思いますが、大量の英文に触れていく中で、自然と分かることが増えていきます。


■感覚型のおすすめ学習法【英会話編】
分からないを楽しみながら、良質な英文をストックしていく。知らない単語・フレーズはまずは英和辞典で調べ、重要な単語を覚えた後は英英辞典で調べていくようにすればOK。

1.学びたい地域(アメリカ英語、イギリス英語、オージー英語など)を決める
2-1.  地域に合わせたGrammar in Useシリーズを1冊学習する(分からない部分は分からないままでいいので通読をする)
2-2.その地域の発音に関するレッスンを受けたり動画を見たりする(YouTubeには今や良質な動画がたくさんあります)
3-1. 2と平行して次の中で自分が好きな英語に触れる
(洋書、洋画、海外ドラマ、ニュース、英字記事、Podcastなど)
3-2. 海外で住むか、英語を使った仕事をする
オンライン英会話での代替も可能)

上記を行う中で、出会った知らない単語を辞典で調べていけば、確実に英語力は伸びていきます。分からないを楽しむことが重要。


■感覚型のおすすめ学習法【TOEIC編】
答えの根拠を追求するよりも、多くの正解に触れ「なんとなく」答えが分かる状態を目指す。知らない単語は辞典で調べることをお忘れなきように。

1. TOEICに必要な文法事項を学ぶ(動画や講義スタイルでの学びがおすすめ)
2. 大量の問題演習を行い、答えの文をストック(「何で」を追求するよりも、自然な英文をたくさん覚えていく)
3. 間違えた問題については答えの文を音読し、口と耳も使って覚えていく。

最初は理屈が分からなくてもいいので、正解の文をどんどんストックしていきましょう。そのうち、これはどこかで見たことがあるな。あ、たぶんこれだろうという内容が増えていきます。

■TOEICのモニター、あと1名募集枠があります。ご興味の有るかたはページ下部のコンタクトよりご連絡くださいね。
https://bit.ly/33J5WrF


理論型

キーワード
・「人」に説明できるように「なぜ」を追求する
・発音と文法で「自分だけのノート」を作りあげていく

理論型の方は「分からない」をそのままにしておくと、強いストレスを感じることがあると思います。

英語に関してはある程度、文法や発音のルールが体系化されているので、そのルールを「自分だけのノート」にまとめていき、使えるようにしていくことをおすすめします。

*なお、この理論型の学びをしていく人は、次の2つのどちらかを選ばないとどこかで挫折する可能性が高いと思います。うまく壁を超えていきましょうね。

①「まぁいっか」と割り切り、感覚型の学習へ移行
②疑問点をすぐに解消してくれる「先生」と学ぶ


■理論型のおすすめ学習法【英会話編】
ルールを学んだ後、ネイティブの会話や文を分析していくというのが理論派の方におすすめしたい内容になります。

1.学びたい地域(アメリカ英語、イギリス英語、オージー英語など)を決める
2-1.  その地域の発音に関する書籍・動画を読む(レッスンができるとなおよし)
2-2.なぜを解消してくれる文法書を1冊読む(総合英語も◎)
3-1. 洋書やドラマで出てくる表現を分析し、使いたい文に関しては暗唱
3-2. パターンプラクティスを行う(カランや英語のハノンなど)

参考書は「なぜ」を理解できるものの方が良いです。その点では「GIU」はあまりおすすめできなかったため、欠点を補えるGIU SALONを作りました。ぜひ参加してください!(堂々とPRしてすみません・・・笑)



■理論型のおすすめ学習法【TOEIC編】
→「自分だけのノート」を参照にしながら、良質な問題集の解説を徹底的に理解し、説明できるようにしていきましょう。

1. なぜを解消してくれる文法書を1冊読む(総合英語も◎)
2. TOEIC ROADMAPを参照に学習していく
3. 特に間違えた問題で、解説で分からないことが無くなるように学んでいく


理論型の方はメンターや先生を見つけて、じっくり文法や発音を学んでいくのがおすすめです。自分のスタイルを理解し、納得のいく学習ができるようにがんばっていきましょうね。

コンタクト

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