放蕩息子

学生ですヘッダーは北アルプス燕岳から早朝の写真

放蕩息子

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マガジン

  • 駄エッセイ 2021

    100年言われ続けている教訓を見にしみているだけの所謂日記

  • 超短編

最近の記事

6月病になったかもしれない

ハマっていたはずのものが急にどうでもよくなった。毎日のように時間を費やしていたゲームが2週間前から手を付けられえなくなり、どうしようもなく日常がつまらなく感じるようになった。テスト対策の勉強や課題のためにゲームを避けていただけだと思っていたが、テストが終わっても課題を済ませてもゲームに対するモチベーションがすべて消え失せてしまった。気づいたら1日が終わっていたし、いつの間にか1週間が過ぎている。ネガティブ事が起こったわけでもなく、何も変わっていないはずの自分が1か月前とは明ら

    • 家事手伝い入門

      夏休みに完全に崩壊した生活リズムがマッスルメモリーのように抜けず、週末は完全に昼夜が逆転して月曜日にそのツケが回ってくる。月曜日は授業が少なくすべて遠隔授業で済むことで何とか乗り切っているが、コロナ前の学生は毎日学校に行っていたと思うと今のような生活では間違えなくドロップアウトしていただろう。 今が日曜日の夜8時に目が覚めた私はまた週末を無意味に過ごしてしまったことを後悔しながら夕飯を作った。 いつもご飯を食べた後すぐに洗い物をする気にはなれない。軽く水に漬けたらビーズクッ

      • 生活の目標を建てたい

         最近は授業も遠隔ばかりでせっかくできた友達とも連絡を取ることもなかったため、色のない生活を送っている気がする。遠隔がいやなわけではないし、かえって1日のうち1コマだけ対面なんて最悪だ。わざわざ登校し、遠隔の授業も学校で受けなければならない。面白くない毎日が過ぎていく。去年の大学生はさぞ大変だっただろうと思う。  毎日ずっと家にいるのも嫌なので空いた時間に毎日散歩しているが、一人でいんければいけないことに変わりはない。かといって友人に電話して話すようなこともない。そんな中の

        • 豆苗と暮らす

           豆苗を育て始めた。豆苗はほぼもやしと用途が同じで味噌汁や炒め物の量増しに使っている。二回目まですぐに育て、おいしく食べることができる。この前三回目の成長を待とうと思ったが、元気がなさげなので捨ててしまった。  コスパが良い上に栄養バランスも良く、何にでも入れられる豆苗にすっかりはまってしまった。それに豆苗は育ちが早いので毎朝確認することが楽しく、手入れも楽なので朝の小タスクにもってこいだ。豆苗の横に日めくりカレンダーを置いておいたらきっと毎日忘れることなく更新できるだろう

        6月病になったかもしれない

        マガジン

        • 駄エッセイ 2021
          5本
        • 超短編
          3本

        記事

          好きなことを仕事にしたいか

          大学の授業が始まって2週間が経ったある授業。その授業は特に勉強することもなければ試験もない、言わば簡単に単位を取れる授業だ。 しかし毎時間資料や動画を見て感想を書かせるという課題がある。1回目の授業は簡単な自己紹介の文を書くだけだったのだか2回目の課題からつまずいてしまった。 課題の内容は 「好きなこと」 描きやすそうな内容だと思うかもしれないが、その授業内容がいけなかった。 今回は特別にゲストが来て、オンラインで話をしてくれるの聞くというもので、そのゲストというのも学校の

          好きなことを仕事にしたいか

          バスの特等席

          今日久しぶりにバスに乗った。 最後にバスに乗ったのは小学校の登下校なので、実に6年ぶりのバスだった。バスの中は昔乗った時とほとんど同じで、6年間でこれといった進化はないように感じた。あるとしたらicカードくらいだろう。 人はそんなに多くいなかったため余裕で座れたのだが、一つだけ座れないようにテープが張ってあった席があった。 その席はちょうど運転席の真後ろにあり、そのためほかの席よりも高い位置に設置されている席であった。 その席は私の幼いころの記憶を呼び起こした。小学校1年

          バスの特等席

          新生活が始まって一週間がたった

          衣類やパソコンなどの最後の荷物を持って電車で今の家に到着し、憧れた一人暮らしが始まったのが一週間前。 次第にベッドや机が届きだし、その組み立て、配置に試行錯誤し、自炊、洗濯の苦労を知る。 今までの生活とは全く違う体験が降りかかる濃度の濃い一週間でもあり、家事以外に特にすることもないという暇を過ごす退屈な一週間でもあった気がする。  いろいろなことをやった。 暇をつぶすためにゲームをはじめたり、入学前の課題をやっと終わらせた。 パンチェッタの塩着けもやったし、鉄パンのシーズニ

          新生活が始まって一週間がたった

          一人暮らしを始める

          春から大学に進学するため、初めての一人暮らしが始まった。私の住む家は一人暮らしにしては十分広いキッチンの代わりにユニットバスで、料理が好きな私にとって何の不満もない十分すぎるほどのところです。 一人暮らしの準備は思っていたよりも大変で、家電や荷物の搬入だけではなく、そのあとの収納のルールを決めてわかり易く整理することが意外に時間が掛かり苦労しました。何より一番大変だったというか面倒だったのがガスや水道、電気の契約に無駄に緊張して、今まで自分が思う以上に何も知らないし、自立でき

          一人暮らしを始める

          大学行ったらやってみたいことか書き出してみる。

           よくやりたいこと100個書き出すみたいなことやってみるといいと聞くのでやってみようと思う。理由などは特に考えずに思いついたことを書いてみるだけ。100個もないから20個くらいで。 1 英語を勉強し直す 2 ネトフリかアマプラに入って映画、ドラマを沢山見る 3 バイトする できれば飲食 4 できるだけ散歩とかランニングとかで外に出る習慣をつける。 5 毎日自炊する  もう無い気がしてきた... 6 新しい趣味を見つける 7 森博嗣の小説を今出てるところまで追いつく 8 鉢を

          大学行ったらやってみたいことか書き出してみる。

          高校卒業 1

           高校を卒業する。  なのでこの機会にこの私の薄っぺらい高校生活を振り返っていきたいと思う。  しかしどのイベントにおいても消極的であった私に、本来ここに書くべきであろう楽しく、美しい思い出などなく、クラスの端で数人の友達とぶつぶつ喋っていたのを自分なりの楽しみ方と言い訳して凌いできた記憶しかないので、どうでもいいいけどあの時しか経験できなかったようねことを書いていきたい。 クラスメイトが2人学校を辞めたこと 1人は段々と不登校になっていきその末いなくなっていたのと、もう1

          高校卒業 1

          今悩んでも意味がない

          久しぶりの投稿どうしたら良いか分からず、思い立ったという理由だけで描き始めている。 大学入試のために自己満足のこのnoteの休んでいたにも関わらず、肝心の本番の一週間前に衝動的に描き始めてしまっている自分がこの上なく情けないが結局誰も読む人ないんていないから、どこまでいっても自己満足でしか活動できない人間のようだ。 堕ちるところまで堕ちた気分だ。 この一年間、気が抜けた時にする考え事はいつも「大学に行ったらやりたいこと」だった。 正確に言えば特に勉強したい分野があったわけ

          今悩んでも意味がない

          受験勉強で忙しくなってしまうので投稿は休止します。

          受験勉強で忙しくなってしまうので投稿は休止します。

          少し肌寒い深夜に

          季節の変わり目のある深夜、散歩に出かけたくなり、そっと家を出た。 外は予想通り涼しく、気持ちいい散歩が出来そうだ。私は一日中していたイヤホンを外し、ひんやりとした空気と静けさを思いっきり吸い込んで歩き出した。 街灯と信号機の光だけを頼りに近所の公園に足を進める。私の足取りは自然と軽くなり、絡まった思考もリセットされた気がした。 初めての夜の散歩に新鮮さを感じながら、踊るように歩き続けた。 目的の公園に着くと近くにあるベンチに腰を下ろした。 少し上がった息が落ち着くと一

          少し肌寒い深夜に

          迷い

          言葉にならない、情けない悩みがある。 これからどうすればいいかわからない。 私は、理系で今年受験生だ。毎日勉強や進路のプレッシャーに追われている。正直怖い。コロナ禍、共通テスト、いろいろなどうしようもない現実に降り舞わされながらも自分の夢、目標に向かって毎日を全力で送っている友達や同級生がたくさんいる。 僕は...夢も目標もない。だから勉強もそれなりにしかやってきていなかった。校内でも中の下あたりの成績で、何処の大学に行きたいとかもない。 避けようのない進路選択は、考えが甘

          自己暗示

          怖い。怖い。何もかもが怖い。このまま僕を置き去りにして時間が過ぎてしまうんだろうか。どうか僕を置いていかないでほしい。 「大丈夫、まだ大丈夫。」 本当はもう手遅れだとわかっているのに、許してもらえると思い込みたくて自己暗示を繰り返している。 過去の苦い経験がフラッシュバックするたびにその罪悪感と、行く先のない将来への不安が僕を苦しめるんだ。 「僕は弱いんだ。だから許してほしい。僕はこんなに苦しいのに、意味が分からない。だから僕は大丈夫なんだ。」 「僕が悪いことなんて僕が一番知

          自己暗示

          ドーナツ

          ふとドーナツが食べたくなった。何気ない衝動を大切にいかないとさらに湿気た生活になってしまう気がして、シャワーまでしてドーナツを買いに行く支度をした。 長期休暇中なのでほとんど会うことのないクラスメイトに陽気な挨拶と彼からしたらどうでもいいドーナツを買いに行く報告をした。特別返事が欲しかった訳ではないが、なんとなくちょっかいをかけたくなってしただけだ。どうせあいつも僕と同じで暇なはずだ。 20分近くかけて歩いて着いたドーナツ屋は一番有名なチェーン店で、人がたくさんいるのが外