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【第37話】 無理は偉くない

今日の朝はいつも通りご飯を食べてりおと同じ時間に家を出ました。りおも朝から用事があった為、途中まで一緒に移動しました。

会社に着いてから2時間後、何となく気持ち悪さを感じ始め、12時頃には吐き気が止まらなくなりました。
持ってきたお弁当を温める元気もなく、隣の人のお弁当の香りを嗅ぐと気持ち悪さが酷くなった為、そのまま上司に話して早退しました。

退社後、そのまま消化器内科を受診しました。受診結果は便秘により消化物がお腹に溜まっていることによる吐き気だと診断されました。

受診後、りおに家にいるか聞くとどこか出かけていたようで「家にはいない」と言われた為、自分でゼリーや食べたいものを買いました。
スーパーに寄った時、inゼリーとスナック菓子を買ったのですが、あまりにもアンバランスな組み合わせと私のまっ青な顔色に気を遣ってくれたのか、袋をタダでつけてくれました。薬を貰いに行った際も何故かティッシュを渡され、人の優しさに触れて泣きました。
ちなみにスナック菓子は本気で食べようと思って買ったのではなく、食べれる食べれない関係なく「好きな物」として買いました。元気になったら食べます笑。

家に帰ってきてすぐに薬を飲み、横になると睡魔が襲ってきてそのまま2時間程寝ました。起きた後はトイレに行き便が出た為なのか、少し楽になりました。お風呂から上がるとりおが帰ってきていたようで、「どうしたの?」と聞かれました。

体調不良時は自律神経が乱れやすい為、話しながら泣いてしまいましたが、「体調不良で休んでしまって会社の人に申し訳ない」、「みんな頑張ってるのに私だけ休んでて罪悪感を感じる」といった内容を伝えました。
りおは泣いてしまった私を優しく抱き締めて、少しだけ食欲が沸いた私に雑炊を作ってくれました。とても美味しくてたくさん食べてしまいました。

無理をしていたつもりは無いのですがいつの間にか身体に負荷がかかっていたようです。
自分の身体のSOSはちょっとしたことから始まるんだと思います。

季節の変わり目、皆さんも体調にお気をつけてお過ごし下さい。

りん

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