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【第19話】同棲生活のメリット・デメリット

0. はじめに

同棲生活はメリット・デメリットを考えてするものではないと思います。この記事は、「同棲生活をしてみて『メリット・デメリット』という視点で捉えるなら」という前提で書いています。


1. りおからみた同棲生活のメリット

1.1 家事のやる気

一緒に生活すると家事のやる気が違います。理由は2つあります。1つ目は、りんのためにという気持ちが起こるからです。朝起きてお弁当作るのも、りんがやることがある際に皿を洗ったり、一緒に洗濯するのもりんの力になりたいという気持ちが原動力です。2つ目は、一緒にやると早く終わるからです。皿洗いにしろ、掃除にしろ、二人でやるとすぐに終わります。そして負担も「半分こ」しているように感じます。

1.2 笑顔が増える

これは、僕とりんの特徴に大きく依存しますが、僕はりんといるとたくさん笑顔になれます。りんは僕のくだらないジョークにも笑ってくれますし、ちょっとした出来事にも面白さを感じてたくさん笑います。

どんなに疲れていても、イライラしていたときでも、一緒に笑えば癒えます。

1.3 世界が広がる

自分は、音楽や推し文化、スマホゲームなどとはあまり縁のない生活を送ってきました。しかし、りんはそれらが大好きです。「〇〇という曲があってね、これはこういう歌詞なんだ。」とか「この人が推しで、今日は〇〇したんだって!ライブのチケット当たったよ!!」「……(ゲームに熱中)」といった発言が目立ちます。

好きなことを語る姿は、他者へもその熱が伝播しやすいんだと思います。りんと同棲生活を始めて(一緒にいる時間が増えて)、上記3つのことに関する知識や言葉が増えました。実際にゲームをやってみたり、一緒に曲を聞いてみたり、知らない世界のことが知れて面白いです。

好きな人の好きなものを知って世界を広げるという体験は同棲生活で得られるすてきなものの一つだと思います。

2. りんからみた同棲生活のメリット

2.1 一緒にいれる安心感

一緒にいれるということはその日していたことを話したりお互いコミュニケーションが取りやすいということです。遠距離の時のような不安を感じることも少ないので安心感は大きいと思います。

2.2 生活のしやすさ

共有している部屋に自分のものを多く置きがちです。私も実際りおの部屋に自分の私物を置いています。一緒に暮らすと相手と自分の共用テリトリーが多くなる為、一人の時よりも負担が少なく生活がしやすくなります。食費などが良い例です。1人だと調味料など全て込みで予算内に収めなければなりませんが、二人だと予算が倍に増える為少し良いものを買えたりします。そういった意味でも生活しやすいと思います。

2.3 毎日頑張ろうと思える

毎日朝起きると世界で一番大好きな人が隣に寝てるのってすごくないですか?
その寝顔見るだけでなんだか可愛くて愛しくて…今日も一日頑張ろうと思えるんです。不思議と毎日がキラキラして見えて頑張れるんです。なんの目標もなく過ごしていた頃と比べるととても良い変化だと思います。

3. りおからみた同棲生活のデメリット

3.1 自由に使える時間が減る

可処分時間が結構少なくなります。可処分時間とは、睡眠や食事、トイレ、家事、仕事といった生きていくうえで最低限必要な時間を差し引いた残りの時間のことです。同棲生活をすると家事や一緒に話したり、ゆっくりしたり、デートしたりと相手と過ごす時間が増えるので、自分の趣味や勉強に使える時間が少なくなります。

しかし、これは嬉しいことでもあります。自分が好きな人・大切に想っている人と人生の時間を多く共に過ごせるからです。現在は、知人のホームパーティに行ったり、自分の用事があればそれを優先させてくれるので、りんにはとても感謝しています。

3.2 睡眠の質が下がりがち

まず、セックスです。僕もりんも性欲やや強めなので、週に2回以上はすることが多いです。極力、朝にするように変えてきてはいますが、夜にすると寝るのが遅くなって睡眠の質に影響します。しかし、程よい疲労感や心の満たされ方と相殺されているといってもいいでしょう。

次に、寝るスペースが狭いです。シングルベッドに二人で寝ているので、寝返りが打ちづらいです。また、りんがぎゅっとハグしてきて離さないので、同じ姿勢が続いてきつい時があります。これも睡眠の質に影響しているかも知れません。一度、別々に寝たことがありましたが、(これはりんには内緒ですが)なかなか快適な睡眠ができました。

上記の反省から、たまには、別々に寝るのもありかも知れません。

4. りんからみた同棲生活のデメリット

4.1 一人の時間が減る

りおも書いてますが、一人きりの自由な時間が少なくなります。自分がしたいゲームや読みたい漫画、しなければならない勉強などをする時間が少なくなります。もちろん、りおに「これしたい」と言えばやらせてもらえますが、せっかく一緒に居れる時間を別々の時間にはしたくなくて一緒に過ごしています。もちろん、お互い違うことをしている時間もありますが、会話をしたり何かを一緒にする方が楽しいです。

4.2 気が抜けない、疲れやすい

パートナーと生活をすることになる為、なかなか気を抜けないことが多々あります。例えば朝りおが寝ていて起こしても起きない場合、私はそのまま起こさないように朝ごはんを食べて準備をします。りおがバイトから疲れて寝落ちしてしまった時も起こさずに私が皿洗いなどをします。りおはあまり私に「こうしてほしい」「もっとこんな風になってほしい」という要望を言いませんが、だからこそどんな風に振る舞えば良いのか分からず気を遣うことがあります。睡眠時もなぜか4,5時あたりに一度目が覚めます。(一人で寝た時は起きないです)
気を張ってるつもりはあまりないのですが、、いつか楽に過ごせるといいなと想っています。

りお・りん



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