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コミュニケーションスキルは○○が9割

 今週はこのニュースが話題でしたね🗞️

 いま注目の”ChatGPT”を提供したOpen AI社のCEO解任劇から一転しての復活と目まぐるしく情勢は変わっていきましたね。この解任に至った理由は明らかにされていませんが、思うに意思疎通が図れなかったことが原因かなと勝手に推測しています。
 育った環境や暮らしている環境も異なる人と意思疎通を図ることはなかなか難しいことで、特に言語の共通認識のレベルを合わせることはもっと難しいと思います。
 ということで、今回の週末noteのテーマは「コミュニケーションの図り方」で書かせていただきます。

今回の週末noteは”コミュニケーションの図り方”です!

■コミュニケーションは言葉のキャッチボール

 ”コミュ障”と言う言葉がいっとき流行ったことがありましたが、この”コミュ障”とは、人と話そうとすると緊張して上手くいかなかったり、相手の意見を聞くことができず一方的に話してしまったりすることだそうです。
 では、コミュニケーションとはなんでしょう?
 Wikipediaによりますと、

コミュニケーションとは、社会生活を営む人間の間で行われる知覚や感情、思考の共有

Wikipediaより

と書かれてあります。コミュニケーションとは、自分と相手との言葉などのキャッチボールを通じて、人との知覚や感情、思考を共有することになります。
 しかし、日常生活での会話に難がない人がコミュニケーションがとれない原因はなんでしょうか?

コミュニケーションとは言葉などのツールを使って意思疎通を図ることです

■コミュニケーションは聞くことから始まる!

 コミュニケーションは相手との言葉などのツールを使って意思疎通を図ることです。もちろん自分の意志を伝えることも重要ですが、それより相手が何を自分に言いたいのかを受け止めて理解することがより重要です。相手の話を聞いて、それに対してどう返答することがコミュニケーションの第一歩であり、相手の話を遮ってまで自分の意見を話すことではないのです。もちろん、自分の意志を話さないといけない場合もありますが、こちらは慣れとうまく話すテンプレート的なものを身につければ、意外と簡単に話せます。
 会話して相手との関係が悪くなる原因には、人の話をうまく理解していないことが大きな原因かなと感じます。
 議論は大事ですが、そうだからと言って、自分の意見を押し通そうとしたり、いま流行りの”論破”で相手を言いくるめようとして、人の話を遮ったりしたりする人がいますが、それでは言葉のキャッチボールはできません。まずは人の話を聞き、相手が言いたいことは何かを理解することがコミュニケーションの第一歩です。

コミュニケーションの第一歩は”人の話を聞く”ことです!

■人の話にバイアスをかけて聞くか?フィルターをかけて聞くか?

 では、どうすれば人の話を聞くことができるかですが、人の話に耳を傾けることは前提になりますが、耳を傾けて人の話を聞いても理解していない人もいます。
 その原因として挙げられるのは、言葉の意味がわからない以外では、聞き手側に思い込み(=バイアス)があるからです。
 人の話は全てが有用な意見ではない場合が大半ですが、コミュニケーションを図る上で、その人の言いたいことを理解する必要があります。
 下記のイラストのようにバイアスがかかっていると必要な情報は得られません。

人の話にバイアスがかかっている場合の利き手の情報の入手(©️Pro Bono さの)

 イラストを見ていただいたわかるように、自分の都合のいい内容や一部の単語しか入ってきません。
 では、どうすればいいのでしょう?
 それは必要か必要でないかの情報のフィルターをかけることです。下記のイラストを参考にご覧ください。

人の話にフィルターをかけることで相手の言いたいことを理解することが大切です(©️Pro Bono さの)

 バイアスとフィルターの大きな違いは、相手を性格や過去の行いなどから「この人はこんな人だ」や、いま自分が置かれている状況や過去からの慣わしから勝手に推測することで「思い込み」が入った状態で人の話を聞くかどうかです。バイアスは思い込んで思考停止することなので、人の話している内容を勝手に理解して、違った方向に理解を導いてしまいます。こういう状態ではコミュニケーションが図れることはありません。

■コミュニケーションツールではコミュニケーションが図れない!

 SNSのDMやLINEなどのコミュニケーションツールを使って会話をする機会は大抵の人では多いのではないでしょうか?
 この時に相手との意思疎通が図れなかったことってありませんか?
 この多くは、言語が共通化されていないことから誤解が生じ、意思疎通が図れないことが原因です。
 言葉は人それぞれ受け取り方が違うだけでなく、その人がいまおかれている状況や育ってきた環境により同じ言葉でも受け止め方は大きく異なります。
 対面で話をする場合、相手の話の抑揚や表情、態度などで感情が伝わってきますが、コミュニケーションツールではそうした感情がわかりにくいため、いい意味で言っているのかそうでないかが理解しにくいのです。
 大事な人と未来まで優良な人間関係を構築したいのであれば、きちんと対面でコミュニケーションを図っていくことが大切になります。
 冒頭で紹介しましたOpenAI社が提供しているChatGPTなどのAIが進化しても、人にしかできないコミュニケーションを大切にしていきたいですね!

AIなどにとって代わられないためにもコミュニケーションをとって人の存在意義を出したいですね


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