36歳(♂)無職という選択

初めまして、masa3%です。

この度36歳にして無職と言う選択をしました。

完全に無職となってもう1ヶ月が経ちます。

今までは薬局薬剤師として13年間働き続けましたが、僕が多発性硬化症という難病に罹患したことに加え、ずっと以前から薬剤師業務の中で感じる矛盾に耐えられなくなり、今回医療現場における薬剤師業務から完全に離れる決断をしました。

今流行しているコロナウィルスもその引き金になったと言えるでしょう。

また、東京女子医大附属病院のニュースからもわかるように、そう言った医療従事者は少なくないようです。


仕事を辞めるとき、その後のことなんて何も考えていませんでしたし、今もあまり考えていません。

辞めてから1ヶ月間も特別何かをしていたわけではなく、ただ掃除洗濯や料理など今まで疎かにしていた生活の基本を少しだけやるようになったくらいです。

当たり前のことですが、最後の給与振り込みから1ヶ月間は今まで通りの生活ができるでしょう。

問題はそのあとです。

収入源はもう無く、貯蓄が十分にあるわけでもない。

ただ、働きたくても普通の被雇用者としての労働は基本的にできません。

薬局薬剤師は基本的に店舗に出勤してその日の労働をせざるをえませんが、僕の体調の極端な変化(再発)はいつ来るかわからないことに加え、日々の生活の中でも言い表しようのない痛みやひどい疲労感などによって安定して店舗に立てるとはとても言い難いものです。

それを雇用側に理解してもらうことなどはっきり言って不可能でしょう。

突然休みたいと言えば代わりの従業員を用意しなくてはなりませんから、シフトの組みようもありません。

この労働形態での雇用は非常に難しいはずですし、勤務先にかなりの頻度で迷惑をかけることが容易に予想されます。


というわけで、僕は後先考えずバジルとサボテンを育てながら時々家でDJもしたりしつつ無職という選択をするに至りました。

画像2

画像2

今日までの1ヶ月は特に困ることなく生活してきましたが、これから先ははっきり言ってサバイバルです。

先日の野田洋次郎氏の「優生思想」という考え方においては今の僕は淘汰されるべき人間ですが、コロナだの景気悪化だのでめちゃくちゃ大きな規模であたふたしている現在、皆がサバイバル状態と言えるでしょう。

ちなみに僕は当然「薬剤師免許」というものを持っています。

世間的には「国家資格があるから仕事に困らないよね」という意見が多く聞かれますが、現在の僕はそこから大きく逸脱した状態にあります。

つまり資格があるとかなくならない仕事だとか、正直関係なく危機は訪れるということです。


ここからの僕の2020の現代社会サバイバル、ご期待ください。

そしてこれからのメソッドが誰かの役に立ちますように。


YKK(MASA)

#自己紹介 #無職 #薬剤師 #東京女子医科大学附属病院 #多発性硬化症 #優生思想 

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?