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仕事の現場から、そして日常の七色日記

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仕事の現場からのことや日常のこと、色々な出来事から。
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2020年7月の記事一覧

発見する力

例えば、何かに困っている人が、偶然洗濯機の渦を見てハッと何かに気が付くとか、コップの中にある氷がまるで泳いでいるように溶けていく風景に何かを閃いたり、光りの反射に思い付くことがあったり、人は外にある現象を見つめることで、現状のそれまでの壁が打破されて突然新しい世界が広がっていくということがあります。 さらには自然界に生きている様々な働きや動植物の動きや習性に発見したことが、力業で暴走している私たち人間の戒めになったり、新しい技術として暮らしに役に立つものになるということもあ

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梅雨の晴れ間に紫陽花と猫

その空は繋がっている

一つ前の記事にコメントを頂いた。 それはすぐに消えていってしまう空の色のこと。夜が来る直前と朝が来る直前の、あの紫の時間のことを「一番好きなもののひとつです。」とコメント欄に書いてくださっていたのを見つけました。あの日駅地下からエレベーターで上がって、そこにちょうどあった空の色を思い出します。私が見ていたあの空は、私が思っていたこと以上の空と繋がっていたのだなと今日知りました。確かめもせず失礼かもしれないことを承知の上で書かせていただくなら、それは形ある見える物の世界として

地下鉄から地上へ 見つけた空に遠い森のことを思い出す

地下鉄で移動し地下からエレベーターで地上へとあがっていく。扉が開いた瞬間に目の中に飛び込んできた色にハッとした。空の色。 陽が落ちる直前のビルとビルの間に切り抜かれたように浮いて出てきている青さが、私の目を覚ますようにそこにあった。 その空に、今日の一日がリセットされていくみたいな感じがする。 その青さはそこに突然あったけれども、刻々とそれは色を変えて行く。どこかに消えるように行ってしまう。 あぁ、もう少しだけ。 あと、あと、ほんの少しだけ、待ってほしい。 何度か

頭を垂れる稲穂と私、の違いについて

昔から有名なものとして「 実るほど 頭を垂れる 稲穂かな 」ということわざがありますよね。 簡単に言ってしまうと、稲穂が実を付けて、中身が詰まって重たくなるほど、その重みで稲穂が下を向いていくという姿から、中身がある人ほど頭が低い謙虚だ、ということなのですが。皆さんご存じだと思います。 先日ワークの中でこの話を出しつつ、話を聞きながら稲穂をイメージをしてもらったところ、すぐに頭を下げている稲穂の映像を浮かべて、それを体験してみたところ、とある感情が湧いてきたのだということで

月蝕の誘導瞑想から

7月5日の日曜の午後の一番目からのセッションは、後半に誘導瞑想をしました。ちょうど月蝕のタイミングでの誘導で、そのままそのエネルギーの世界へと旅をしていただきました。 私は、誘導瞑想の際の誘導ではスクリプトの用意をしません。誘導文の用意をこれまでの約15年間の中でしたことがありません。多くの場合には用意するのが普通だと思います。特に最初の段階では教わった先生が用意してくれた誘導文を使ったり、そこから自分で誘導文を考えたりしていくことも始まります。 とある時、私のヒプノ(催