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JUST B – コロナ禍にデビューする意味(LifeStyle Asia KL 初デジタルカバー JUST B インタビュー記事翻訳)2021.09.01

元記事はこちら   英語→日本語訳:えりぃ Twitter @JUSTB_wayaku
アジアのライフスタイルをおしゃれに発信するLifeStyle KL初のデジタルカバーに、ゴヌ君のグループJUST B のインタビュー記事が掲載されました!

Living (2021年9月1日 午前8時)
カバーストーリー:新人K-POPボーイズグループ、JUST B – コロナ禍に独自のリズムとビートを追求する

マーティン・テオ(編集者)

今回は6人組の新人K-POPボーイズグループ、JUSTBをご紹介しよう。

K-POPは一つの現象であり、グローバルな現象といっても過言ではない。 音楽的な影響、リズムとビート、そして衝撃的なダンスは、世界を一つの狂騒の渦に巻き込んだ。その例は、Wonder Girls、BIGBANG、EXO、TWICE、BTS、BLACKPINK、SEVENTEENと枚挙にいとまがない。

しかし、2020年以降、音楽業界は劇的な変化を遂げた。

2012年にGangnam Styleでアメリカンミュージックアワードに進出したPSYや、2019年にK-POP女性グループとしては初めてコーチェラ・フェスティバルの序盤に登場し、世界で最もホットな名前の一つとなったBLACKPINKとは異なり、パンデミックが蔓延している現在の状況では、どのアーティストも自分だけの「バブル」の中に隔離され「自由」を奪われている。

JUST B K-popボーイズグループ
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左から順にJM、DY、イム・ジミン、ベイン、ゴヌ、サンウ

その「自由」というメッセージは、新人ボーイズグループJUST Bが今まさに伝えようとしていることだ。2021年6月30日、 6人組ボーイズグループのゴヌ、ベイン、イム・ジミン、JM、DY、サンウは、ブルードット・エンターテインメントよりデビューした。

JUST Bはコロナ禍に誕生した。世界はまだCovid-19を相手に闘い、回復の途中にある。 ファン・ミーティングもコンサートも移動もない。ボーイズ達は四方を壁に囲まれたままだ。しかも、これからパンデミック後の世界がもたらす新しい環境に適応していかなければならない。

It’s JUST B
「JUSTB」の「B」は「Burn」の略で、彼らのデビューミニアルバム「Just Burn」のタイトルにふさわしく、燃え盛る情熱で精力的に活動するというグループの決意を表している。 彼らのタイトル曲「Damage」は、B.A.Pのバン・ヨングクが作曲プロデュースした。光が消えゆく世界の「闇と苦しみ」に対し、団結して共に闘おうというメッセージを伝える。

「世界はいま困難な時期にあります。僕達の歌で皆さんを力づけたいので、ぜひこの曲をたくさん聴いてください」とメンバーのゴヌ(20)は言う。デビューに際し、最初のメンバーとして発表された。

また、同曲のミュージックビデオでは、JUSTBの大胆な試みとして、悪夢のような現実から脱け出し、自由な世界に足を踏み入れようとする世界を描き、人々にとっての希望と回復を表現している。

JUST Bのメンバーは、アイドルのオーディションサバイバル番組「Under19」(MBC局2018年11月放送)や「I-LAND」(2020年6月放送)にて、候補生として初めて人々の目に触れることとなった。「Under19」の最終ラウンドまで進出したベインや、同番組にて勝ち抜き1THE9のメンバーとなったドヨム(DY)は、韓国の芸能界にて広く知られる存在となった。

JUST B・ポップ・LifeStyle Asiaインタビュー
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「世界はいま困難な時期にあります。僕達の歌で皆さんを力づけたいので、ぜひこの曲をたくさん聴いてください」-ゴヌ

「JUSTBは情熱溢れるグループです。僕達は韓国で様々なオーディション番組に出演し、その経験がチームワークを強めることとなりました」と、ベイン(20)は意気込む。 「そして、デビューアルバムのタイトルである『Burn』は僕達をまさに表現していると思います」

リードボーカルのゴヌは、情熱がグループの最大の強みだと評する。 6人のメンバー達は、ダンス、歌、パフォーマンス、音楽を自らが持つベストの力で見せるという共通の目標を持ち、JUSTBの名の下に団結する。 「僕達は好きなことが一緒にできて幸せです。この情熱がスキルを向上させ、現在のJUST Bとして存在することを可能にしたのです」

パンデミックを生き抜く方法を学ぶ
パンデミック禍の不確実性に適応することは、誰にとっても最大の挑戦だ。 アーティストにとって、それは従来ならファン・ミーティングやライブで培われて来たファンとの個人的なつながりを、どう築いて行くかを意味する。 JMは「ファンの前でパフォーマンスをして交流できたらいいのに」と残念がる。

メンバー達は、将来飛行機に乗る機会ができればぜひマレーシアを訪れたいと言う。しかし、現在は隔離された生活を送りながら、ファンとバーチャルでのつながりを保ちつつ、優れた音楽とコンテンツを送り続けている。

「JUST Bは、これからも最高のパフォーマンスと新鮮な音楽をお届けします」と、ベインは約束する。

リーダーのイム・ジミン(20)は、「僕達の舞台でのパフォーマンスとミュージックビデオを通じて、各メンバーの個性を知ることができると思います」と付け加えた。「僕達は必ず一生懸命に練習して、パフォーマンスの面で新しいチャンピオンになれるよう努力します。コロナ禍の困難にあっても、JUST BがK-POPで頂点に立つという夢にたどり着くまで決して諦めないことを、メンバー達の代表として誓います」

JUST B・ポップ
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JUSTBのメンバーたちによるオリジナルの「B」のハンドサインの披露

サンウ(19)は「まだ6人で外で食事をしたことがないんです」と笑う。「状況が良くなったら一緒に外食したいです」

済州島出身でグループ最年少のサンウは、我慢強さが自分の最大の長所だと信じている。 水泳の腕前を誇る彼は、コロナをきっかけに人々の生活や安全や幸せについて考えるようになった、と本誌に語った。

「僕達はこの世界に共に暮らしています。もし皆がほんの少しずつ与え合うことができれば、この危機をもっと早く克服できると信じています」と、彼は少し恥ずかしげに話した。

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「学び続ける中で、多様な文化や分野に関心を持つべきです。それが若手の新進アーティストとしての僕達の責任だと信じています」— DY

若手アーティストとしての課題
「パンデミックの申し子」として、JUSTBは未知の領域を駆け抜けている。 2001年以降生まれの若手アーティストである彼らは、音楽を通じてポジティブな姿を、そして、多様なプラットフォームを通じて独自のストーリーを伝えられることが最大の強みだと自負している。

DY(19)は説明する。「僕達の音楽の中に、誰もが共感できるストーリーを見出すことができれば、韓国だけでなく全世界の人々とつながることができると思います。でも、僕達はまだ学ぶ点や改善すべき点がたくさんあります」

DYは、ソーシャルメディアやインターネットの持つ力について話す。 バーチャルな世界で暮らすアーティストにとって、人々に「手を差し伸べる」有意義な方法は、以前より広く普及している。 それは、ただ単にインスタグラムに洒落た写真を載せることだけではない。そのコンテクストに意味をもたらす何かと組み合わせることが大事だ。それは、コロナと闘い続ける人々に希望を伝えるデビューシングル「Damage」のメッセージにも通ずる。

DYは続ける。「僕達は、すべての言葉や行動に責任があります。そして、学び続ける中で、多様な文化と分野に関心を持たなければなりません。それが若手の新進アーティストとしての僕達の責任だと思います」

夢を追い続ける
JUSTBのメンバーたちは、若くて才能のあるZ世代に対し、夢を諦めず、夢を追い続けることの重要性を強調している。 ようやく10代を抜け出しつつある彼らは、幼い頃から自らの人生を設計してきた。練習期間からオーディション番組を通じて名を知られるようになるまで、JUSTBは「決して諦めない」態度を自ら示してきた。

彼らの秘密とは?―小さな夢を見ること
DY「僕は、夢が人生の原動力だと信じています。 夢とは、明日への期待を膨らませるものであり、それにより生まれ変わる自分自身です。最初はちっぽけでも、日々夢に向かって努力しているうちに、目標にいつか近づくことができると信じています」


君たちの時代は必ずやって来るだろう。


ブルードット・エンターテインメント様のご厚意に感謝の意を申し上げます。また、JUST Bの皆さん、デビューおめでとうございます。ゴヌ、ベイン、イム・ジミン、JM、DY、サンウのメンバーの皆さん、栄えあるLifeStyle Asia KL初のデジタルカバーを飾っていただき、ありがとうございました。インタビュー映像はインスタグラムにてぜひご覧ください。










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