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鬼滅とガンダム

前回から続き鬼滅の感想。

現代の子供達が鬼滅に熱狂するように、僕達おっさんは子供の頃に同じような何かに熱狂してなかったか?

僕ら世代はガンダム。
あれも子供達が戦争で命を危険にさらしながら戦う話だよね、何が違うん?ってなるよね。

超人的な力に目覚めて敵を倒しまくり、俺すげー。の要素に子供時分は熱狂していた。その意味では実はあまり変わらない。

やっぱり違うのは大人の存在だ。

戦い方を教えてくれるのが大人の役割?
それだけ?違くない?
大人が子どもに教えるべきは命の大切さで、生き残り方だろーがって思う。

ガンダムの大人の多くは女子供を守ろうとがんばってる。(中には嫌な大人もいるが、それも現実…)

何かを守るために命を賭けることはある、でもそれは大人の男の役割。これ絶対!
登場人物の中で言うと、リュウ、スレッガー、ドズル、ランバラル、ウッディなんかがその役割だったかな。

命を燃やすのは大人(男)!
それは男の役割だから仕方ない。まわりも受け入れる。

対して、女子供が戦場で死ぬことなんてあってはならない悲劇だ。
マチルダ、ミハル、ララァがその役割を演じた。

彼らの死の扱い方には一貫した思想を感じる。命の価値という意味で。

テーマ曲の一つである「哀戦士」の歌詞にもそのメッセージがはっきりと表現されている。

死にゆく男たちは
守るべき女たちに
死にゆく女たちは
愛する男たちへ
何を賭けるのか 何を残すのか

この歌詞の最後の問いかけの部分、
対する答えは「命」だ。
子どもの命は賭けるべきで無く残されるべき命。

でも、おめーら子どもに答えは教えねーよ
命を語るにはまだ早えーよ

そんなメッセージを感じるなあ、
美化し過ぎかな。

そんなこんなで、鬼滅で終わってガンダムで始まった2021の年越しでした。
成長しないなあ笑

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