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2月12日 マクロ分析

現時点の日経先物日足チャートを見てみます。

日足チャート

日経は上昇トレンドの中で上向き、天井サインもまだありません。
NISAの影響で投資熱が高く資金流入が続いていること、中国景気不安から日本株に資金流入があったこと、海外投資家からの注目もあがっていることからまだしばらく上昇トレンドが続きそうです。

さて、上昇トレンドの際にとれる投資行動は2パターンあります。
①強く上げているものを買う
②まだ上がっていない出遅れ銘柄を買う

どちらが優位なトレードでしょうか。

まず①について考えると、強く上げているということはそこに資金が集まっているということになります。注目度が高く、日経との連動性も高いものが多いです。
こういった強い銘柄は、上昇トレンドのときには想像以上のところまで上げていくことがあるので、強いものを買う、というトレードはいい判断だと思います。ただし、上げの後半や最終局面で買ってしまうと高値買いになるリスクもあります。

②については、まだ資金が来ていないので、そのあと上げていく銘柄も確かにありますが、そのまま資金が来ないパターンがほとんどです。テーマにもよりますが、交代で資金が来るようなテーマ(観光や半導体など)ならいいと思いますが、あまり出遅れ株にこだわると、そのまま資金が来ず、日経の上昇に乗れないということになります。個人的には②の買い方はおすすめできません。

今資金はどこに集まっているのか、何が買われているのかをよくリサーチし、そこにきちんと自分の買いを合わせていく、というトレードのほうが利益を伸ばせると思います。


マクロ分析に戻ります。
日経の2020からのチャートです。

エリオット分析は難しくて私にはできませんが、2020年3月のコロナショックを起点に考えると、2023年の上昇が第3波の途中のようにも見えます。
角度も第1波より急上昇しており、相当強い上昇トレンドの中にいると解釈しています。

ただし、今年の4月ごろから日銀政策がどうなるか不透明なこと、11月に大統領選挙があり不透明感が増すことを考えると、2024年中盤はレンジかいったん調整の可能性があると思います。その後大統領選挙が終わればまた再上昇するのかなと漠然とイメージしています(トランプショップはたぶん選挙前がクライマックスだと思います)。
とりあえず4月ごろまでは強い上昇トレンドにあると思ってトレードをしていこうと思います。

終わり。


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