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天球カメラレンズが実売2000円

 先月お絵描きソフトCLIPSTUDIO(以下クリスタ)で、”3D天球背景”なるものが実装されました。
 すごい楽しい機能ですよね。
 ですが、いざ必要な背景を自分で用意しようとすると天球カメラは有名なRICOHのTHETAを買おうとすると実売で3万円強は予算として用意しなければなりません。
 低価格の中華商品だと7000円~といったところでしょうか。

そんな中こんな商品を見つけました。

 実売2000円前後でこれはお安い。
 iPhone7・8・X(PLUS、PRO)以外で使えないのが難点ですが、私はちょうど機種変したばかりで古くなった7plusをカメラ専用機にしようとしてたタイミングだったので即ポチでした。

 私は以前からパノラマ写真撮るのが好きで、お絵描きの下書き用に欲しいなぁと思ってはいたのですが、いかんせんお高い。
中華商品はいいものもあるけど、ハズレに当たると電源回りがすぐ壊れて取り返しがつかなくなりがちなので、それは避けたいと思うわけです。
 しかも私の場合、お絵描き用途に限ってはパースに沿ってある程度のものの形が欲しいだけでして、細かいところは自分なりに描きたいため、逆にいいものになってしまうと
「そこまでいらないから安くしてほしいな」
となってしまう。
そんな不安&不満が全部解消されたのが、この商品だったというわけです。

そんなこんなで早速撮って、クリスタ天球に取り込める状態で書きだしてみたのがこれ。

   

 こんな具合です。
 漫画用の背景でフィルタ加工して仕上げに直結するような使い方には正直キビしいですが、パースがきいてて難しいラフや下書きにはちょうどいいなと思いました。

 カメラ機能そのものはiPhoneだから画質は大丈夫だろうと思うかもしれませんが、天球用のテクスチャは変形引き延ばしが大きいので、ディスプレイやお絵描き用の印刷解像度とかになってくると、本当にボケがひどい状態になってしまいます。

 スマホで小さい画面を見る分には十分機能してくれるんですけどね‥w
 なので、細かいニュアンスまでしっかり残したいなら、安定メーカー品のカメラを購入することを検討したほうが賢明です。使い勝手も広がりますし。 

 あとは、自分でどんなふうに使おうかイメージがつかないけど、とりあえず触って遊んで試してみたいなーくらいの軽い用途にもいいですね。

 この記事がお役に立てば幸いです。


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