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PieceCHECK(2023-33) 反復試行の確率

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拙著シリーズ『Principle Piece 数学B・C~平面ベクトル~』
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今回の問題

YouTube動画をUPしました。今回は2023年慶應大学(商学部)の問題で、反復試行の確率に関する問題です。

思考時間は5分、目標解答時間はそこから約10分です。

こちらの記事では、動画の中で紹介した解説(答え)を少し丁寧にした答案を、静止画像にて掲載しておきます。

解答

解説・原則など

反復試行の確率に関する基本的な問題です。状況設定のため問題文は長いですが、共テなども長文化しています。これぐらいはさっと読み、結局何の問題かがすぐに分かるようにする訓練が必要です。

本問は、回数不明の反復試行のパターンです。ワークでも、数直線上を点Pがサイコロの目に応じて動く問題があると思います。あれと同じです。まずはこのことを出来る限り素早く把握できることが大事。

パターンが分かれば、こちらの原則に従えばいいと分かります。

反復試行の確率 → 1回あたりの確率と回数を整理する

詳細は拙著シリーズ『Principle Piece 数学 A ~確率~』p.18

回数不明の反復試行→出る回数を自分で文字ておく

詳細は拙著シリーズ『Principle Piece 数学 A ~確率~』p.22

今回は3文字置く必要があり、回数の組み合わせも複数存在することから、計算は少しメンドウです。原題は穴埋めなので、計算した時間と労力が無駄にならないよう、慎重に計算しましょう。


1.解けた人
・・・今後の勉強はじっくり演習をしましょう。

2.解けなくて原則を知っていた人・・・拙著『Principle Piece』シリーズで該当するページを熟読し(詳細が書いてあります)、入試演習用の問題集で思考時間を長くする演習をしましょう。

3.解けなくて原則も知らなかった人・・・原則集めからやる必要があります。拙著『Principle Piece』シリーズのような原則習得タイプの問題集で演習しましょう。


Piece CHECKシリーズは、出来あがった答案からは見えない部分を解説していくことで、「なぜそうやって解くのか」「いったいどこからそんな答案が生まれるのか」が分かることを意識して書き上げた参考書です。

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場合分けの問題、候補の考え方で解く問題ともに複数題収録しています^^

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