ジブリの森でバルスをしたあと、男性性と女性性について考えました
見出しの写真は、土曜日に姪っ子のユカちゃんと飛行石に手をかざして、バルス!しているところです。
ああ、ジブリの森美術館楽しかったわ。ユカちゃん、また行きたいわね。
昨夜も夕飯のあと、ずっと姪っ子のユカちゃんとお喋り。ふたりとも相性が良いからお喋りが止まらない。
なんだろうな、、
我が家の娘たちはクールで、自分が思っていること、普段考えていることを赤裸々に熱く語ってくれたことはないような気がする。
その点、姪のユカちゃんは自分が感じたこと、今の価値観などを素直に吐き出してくれる。
私も同じタイプなので、いつもすぐに話が盛り上がる。
ワインを飲みながら、姪っ子と熱心に話し込んでいる私に
「ユカと話している時のまりりんは、ほんと楽しそうだね。娘たちの時より盛り上がるのは不思議だね」と、夫が笑いながら耳打ちした。
ほんとに不思議だわ。
ユカちゃんも私も、現実より心のあり方とかに興味があるからかな?
私もユカちゃんも、昔から「夢みる夢子」とよく言われました。
娘のアヤとサヤは、夫に似て現実派です。アヤとサヤは、結婚して子供を産みましたが、姪のユカちゃんは独身。
よくよく考えてみると、リオさんを例外として、今まで仲良くなった女友達は、ほとんど独身か結婚しても子供がいない人が多かったわ。
なぜかしら。
何故か話が盛り上がる。
昨日、ユカちゃんの話が面白かった。
「ユカちゃん、美人なのに彼氏ほんとにいないの?」と私。
「まりりん姉、ほんとだよ。私ね、なんかさ、そういう次元乗り越えたみたいなんだよね。」
「へっ?」
次元を越えた?
「私ね、いろいろあったけど、今はもう彼氏とか必要ないんだわ。
自分一人で完結していて幸せなんだわよ。」
「えっ?どういうこと?」私は目がまんまる。。
「つまりね、私の中に最高の私の理想の彼氏と彼女が二人いるの。」
どうやらユカちゃんは身体の右と左に女性性格と男性性格が分かれて存在しているらしいの。
「ひぇ~、ユカちゃん、ほんとに?」
「そうなんよ。俺についてこい!守ってやる!っていうカッコいい私と、私を大事に愛してねという素直な私が交互に出てきて、自分ひとりで完結しとるとよ~。」
「きゃあ、なんだか不思議な話ね」
「自分の中に最高にカッコいい男性と最高に可愛い女性がいるの。その時々でどちらにもなれる。だから、私には結婚は今のところ必要なしよ!」
なるほどね~。
ひとりで男女を完結。
楽しいかもしれないわ。
でも、考えてみると、私も根っこは九州男児と言われたことがあるから、男性性の上にぐるっと女性性を巻き付けて、表面だけは女らしく生きてきたのかもしれないわね。
人間て、誰もが男性性、女性性を内包しているのだろうな。
最終的に、表面にはどちらがが現れるけど、意外に本質は表面とは逆なのかもしれないわね(笑)
ユカちゃんが素敵な詩を教えてくれた。北原白秋の詩だ。
『ひとつのことば』
ひとつのことばで けんかして
ひとつのことばで なかなおり
ひとつのことばで 頭が下がり
ひとつのことばで心が痛む
ひとつのことばで楽しく笑い
ひとつのことばで 泣かされる
ひとつのことばは それぞれに
ひとつの心を持っている
きれいなことばは きれいな心
やさしいことばは やさしい心
ひとつのことばを 大切に
ひとつのことばを 美しく
北原白秋
心に染み入る歌、
ユカちゃん、ありがとう。
きれいなことばは きれいな心
やさしいことばは やさしい心
note村にはそんなかたばかり。
皆さん、ことばを大切にするかたばかりだからだわね。
人間だもの、いろいろな感情はあります。どろどろした汚ない感情もあるでしょう。
ただことばにするときは、やさしいきれいな言葉を選びたい。
相手を傷つけることがないように、やさしいきれいな言葉を選びたい。
男性とか女性とか、そこではあまり関係ないのかもね。
心の美しい人間を目指したい。
風くんみたいにやさしい人。
だんだんバカになったって、いい。
人を傷つけない(と努力する)きれいな心があれば、、
男であろうが女であろうが、きっとどちらでもいいわね、、
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