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台湾行ってきた。

台湾は、日本の南東に位置し・・・・


とかそういう説明は抜きにして、問答無用で最高だから行ってみて欲しい。
台湾に行ったら、とりあえずその辺で適当に飯を食いまくって欲しい。

 いや、まじでなんでもうまい。

「食在廣州(食は広州に在り)」という、某中華料理チェーン店のCMのフレーズに似た有名な言葉があるが、この広州(廣州)は広東料理を指している。
僕が住んでいる香港で好まれているのはこの広東料理であり、4大中国料理の内の一つに数えられている程に有名ではあるものの、香港の料理は・・・

 ぶっちゃけ大したことない。

むしろ、香港ではなく、中国大陸に入ってすぐの深圳(シンセン)で食べる料理の方がよっぽどうまい。
人それぞれに感じ方は違うかも知れないが、香港に15年以上住んでいる筆者の感覚では、

 香港 < 深圳 < 台湾

だ。
台湾の料理は味付けの濃い、いわゆる客家料理が中心となっているので、淡白な味付けが多い広東料理と単純に比較する事は難しいのだが、味のメリハリがあって、かつ日本人の好みに合う料理が非常に多い。

 そして、激安😆

台北の市街地の裏通りを歩いていると、そこかしこに小さな飲食店が立ち並んでおり、それぞれ麺を売りにした店や、鶏のから揚げを売りにした店など、総合的に何でも取り揃えている店よりも何か特徴のあるメニューを用意している店がほとんどだ。
右も左も麺屋という光景も珍しくないので、食べ歩きするには一生困らないだろうという雰囲気が台北の街にはある。

個人的にお勧めしたいのが、「蘭芳麵食館」。
中山區の遼寧街夜市近くにある麺屋で、花椒辣油という山椒を効かせたピリ辛の油を使った麺が看板料理だ。

看板メニューの「蘭芳花椒麺」

普段はラーメンを口にしない僕でも、ここは近くを通ると必ず立ち寄ってしまう。
以前は紙の伝票に書き込んで注文するスタイルだったが、今は壁に貼られているQRコードを読み取ると起動するLINE経由で注文するスタイルになっている。

食べたもの全部書き連ねるとキリがないので、もう一つだけお勧めしておくと、台湾の人も認めるパイナップルケーキの有名店「佳徳鳳梨酥」だ。
南京東路五段に面し、最寄り駅の南京三民から歩いて数分という距離にあるが、昼過ぎに行くと店内に入れない人が行列を作って入店待ちをする程の人気店だ。

到着時の行列(20分待ちぐらい)
買い物を終えて出て来たら延びていた行列(45分待ち以上?)

一番の人気は定番のパイナップルケーキだが、中身にパイナップル以外のフルーツを使っている水果系というシリーズもおススメだ。
他にも台湾では縁起物とされる太陽餅なども売られており、店から買い物を済ませて出てくる人の中には、大きな段ボール箱をかかえて車に積み込むような人もいる。

鼎泰豊はもちろん有名でうまいが、2回目以降の台湾旅行であれば是非他の店、出来ればガイドブックに載っていないような店も試して欲しい。

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