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アン ビエント(京都) 前

 ちゃんあんからLINEがきて、京都に意識がむかうなか、今夜のスケジュールが足早にきまっていった。

 飲み屋待合せで、ラストオーダー前に合流、長い交流のなかではじめて酒を酌み交わすのがサシ呑みになった。

 一瞬ドギマギしたが、すぐにスルスルっと深く楽しい話しに出発、おしゃべりするのが楽しすぎて、食べるよりも、呑むよりも、話しがすすんだ。



 30年つづいているという、マスターのいるなにかが変な不思議にひろいbarにも潜入して、明日mm booksの声のメルマガをいっしょに収録することをはじめて知る。

 きっとサプライズだろう。服部夫婦からは一切聞いていない、魂がよろこぶだけの演出で、明日話すはずの、ちゃんあんのお友だちに起きた出来事の触りを、ほんのすこし、聞いたりした。

 そして、やっぱり魂だよね、でその夜がきまる。

 前回の京都で、南の駅周辺が面白い街になってきているのを感じていたので、ご贔屓の神戸空港との1番スムーズな流れのホテルをとった。
 外で過ごすことの多いときは、なるべくシンプルな方がいい。

 翌朝、早起きなLINEがとどき、ちゃんあんとモーニングすることにして、冷たい朝の街の大通りを、歩きだす。

 空車のタクシーも来るのだけれど、朝が気持ちよすぎて、歩きたくて、しばらく日曜日の気配を歩きつづける。



 服部夫婦は、美濃を出発した頃、と連絡があり、宇宙タイミング合流がきまり、ちゃんあんから、いっそ、鞍馬に行こうときたので、大通りを振り返って、タクシーをつかまえて合流、そのまま北へ。

 まだ紅葉ははじまってすぐ、桜の葉っぱくらいが赤い。白い、首のながい鳥を川辺にみながら、最近感じることなどを、後部座席で確かめあう。

 山が近づくほど、不思議にゆっくりなタクシーが、遠回りでもしてるのかなという、見慣れない景色をすぎ、トンネルを抜けると、鞍馬の鳥居があらわれ、降り、光のしずかな階段をあがる。

 ここのロープウェイにはUFO船内のアナウンスのようにウットリする言霊の響きをいつも感じ、聴き惚れてしまう。一通りUFOがしゃべり終えた頃、到着。
 山の中は、紅葉がちゃんとはじまっていた。


 ちょっと登った最初にあるお堂の、隠れた拝所に連れていったり、本殿地下の、髪の置かれた暗闇の境界がとける迷路をぬけて、3体の仏像が護るエネルギーポイントに立って、UFOの泉もお参り。

 そして、今は結界がはられて行けなくなっている龍神池に行く場所を伝えにだけ、山道を歩く。

 沖縄ではあまりにも車移動なので、さすがに息が切れる。


龍神池


 結界をおしえて、電車までもどり、大好きな駅のホームでしばらく、ちゃんあんセレクトパンを食べる。走りだしたチンチン電車は、紅葉の間をぬけていく。

 日本の美しい雑木林のロケーションや、紅葉をとりもどすには、常緑の植林の山を間引きしながら、切りとった樹々は、住処に活かしつつ、自然に、鳥のフンなどから生えてくる、多種多様な樹々の生態系な、本来の宇宙にしていくのがいい未来を、話したりした。

 美しいピラミッドが林立し連なる、日本の山山でしかあらわせない光景を、生きているうちにみたい。

 地球人としてでなく、宇宙人を思い出しながらの、ちゃんあんとの共鳴度の強さは、あらためて目をみはる時空があるのを感じた。


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