もう時効?
宇宙マッサージをはじめて1年経つか経たないかの頃、大阪の瓢箪山のアーケードの花屋の奥に、知る人ぞ知るようなカフェがあり(確か花屋なのにたこ焼き屋の居抜きでやっていたからか、看板はたこ焼き屋のままだった)、毎月そのカフェに訪れる方を中心に宇宙マッサージをしていた。
東京で宇宙マッサージ用のスペースを借りるまでは、ご縁があったいろんな場所に行って宇宙マッサージをするスタイルが楽しくて、場違い感が強ければ強いほど、その宇宙タイミングな展開を楽しんでいた。
いまもそういう傾向はあるけれど。
13〜4年前のことなので、少しうる覚えだが、オーナーさんは、当時大阪で初めての、Twitter(現X)での直接宇宙マッサージのお知らせをした際に、真冬の四天王寺の境内に現れた。
防寒万全な方々が数人、このイレギュラーあふれる地にあらわれたが、みんな息は真っ白だった。
瓢箪山というとこでカフェをしているから、そこに来てやっていただけませんか?と、その場で相談されて、たしか、実現したのだったとおもう。
その頃は、真冬でも外、東京なら代々木公園や明治神宮の亀石のとこなどでもやったりしていた。
初めて聞いた瓢箪山がどんな場所かも知らなかったが、知らないからこそ好奇心が高まり、観光地でもない、ザ地元な街に降りたった。
普通なら選ばないようなシチュエーションが気に入ってしまい、たぶん1、2年は続けていたのではないかとおもう。
来ている方々の素性や職業などは、2024年現在も、キッカケがなければほとんど聞かないので、当時来ていた方々がなにをしている人たちだったのか、まるで知らない。
ただ、職業や名前に普段縛られて生きているなかで、何者でもなくいることは、とても大事だと感じていて、今も極力そのスタイルをつづけている。
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