2024/04/12 親知らず破壊後2 統計検定のテキストを買った

はじめに

 連続投稿12日目です。親知らずを抜いてから1日経ちましたが、相変わらず痛く、顔が結構腫れてきています。歯科助手さんによると今後もう少し晴れる可能性があり、なんか顔が黄色くなるかもしれないといわれました。それでも熱が出ていないだけマシと思うことにしています。今日は朝のうちに消毒に行き、その足で、統計検定1級対策として定番とされるテキストを買ってきました。血行が良くなってしまったからか、昼ごろには痛みがちょっとだけ増してしまいましたが、痛み止めのおかげで落ち着いてきています。

今日手に入れた本たち

① データ解析のための数理統計入門

 帰りの電車で第1章だけ読みましたが、スッキリまとまっているなぁという印象です。第9章までは一般教養の講義で勉強した内容なので、まずはここを思い出すことから始めていきます。4月は本書の第2~4章を読み、いろんな分布の定義を頭に入れて平均・分散・期待値・母関数あたりをスラスラ導出できるようにすることを目標にします(過去問をパラパラ見た感じでも、この計算力が求められているような気がしました)。そして6月末をめどに第9章まで進めたいと思います。

 数学的なレベルは、拙著の『現代数理統計学の基礎』(共立出版)と『統計学』(東京大学出版会、共著)の中間に位置する。『現代数理統計学の基礎』と本書との違いについては、前者が数理統計学の理論的な内容を扱っているのに対して、本書は数理統計について必要な内容を平易に説明する。また前者の後半では統計的決定理論や確率過程という理論的な内容を扱っているのに対して、本書の後半では統計解析を行う上で知っておいてほしい統計手法を具体的なデータを取り上げながら解説する。章末の演習問題については、『現代数理統計学の基礎』よりも易しい基本的な問題が用意されていて、演習問題を通して理解を深めることができる。統計学の様々なトピックを取り上げて書かれているので、本書を読み終えたときには統計学の全体像がほぼ把握できるようになる。ただし、時系列解析については述べていないので別途学習する必要がある。本書の演習問題の解答例がサポートページに用意してあるので適宜参照しながら理解を深めて頂ければ幸いである。また、本書で使用した統計解析ソフト R のコードやデータ、本書で割愛した内容や追加の演習問題、行間の説明についてもサポートページで参照できる。(∗)印の演習問題はややレベルが高いので最初はスキップされるのがよい.

久保川達也『データ解析のための数理統計入門』 まえがきより

 本書にはサポートページがあり、演習問題の解答、内容や問題の補足、Rのコードなんかが丁寧に書かれたPDFが載せられていました。独学する人にも優しい設計でありがたいです。


② 現代数理統計学の基礎

 統計検定1級対策として定番とされていたのが本書で、①はこれをやや易しくしたもののようです。同じ著者によって書かれているので、参考書として使えるだろうと思い購入しました。この本もサポートページが充実していて助かります。


③ 手を動かしてまなぶフーリエ解析・ラプラス変換

 本当は①と②だけを買いに行くつもりだったのですが、①をパラパラ立ち見して前述した勉強計画を立てたところ「そういえば今までガリガリ手を動かして計算する経験が少なかったなぁ」と内省したのです。専門的な数学の勉強を始めた時期が遅く、教科書の理論を追うことで精一杯になっていたのをふと思い出したわけですね。高校数学を勉強していたときのように、いっぱい計算して問題を多く解いてみようと思い、以前から気にはなっていたこの本も手に取りました。ちなみにこの「手を動かしてまなぶ」シリーズは良書が多く、独学のためのサポートページも充実しているので、初学者にもオススメです。


④ 電磁場とベクトル解析

⑤ 常微分方程式論

 この2冊はたまたま立ち寄ったブックオフで安く売られていたので、つい手が伸びてしまいました。合わせて3200円ほどで手に入れたれたのはデカいです(本当は定価で買いたいところですが金銭事情的に泣く泣く妥協してしまいました)。


最後に

 結構本を買ってしまいました…。次に本を買うのは5月中旬以降にしたいと思います。覚悟を決めて本を買ったので、統計検定合格に向けて頑張って勉強したいと思います。その様子も適宜ここで報告していきますね。



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