2024/04/02 過去問解説にまつわる思想①

 毎日投稿企画2日目です。昨日は張り切って同志社大学(全学共通日程文系)の入試問題を解き、感想を七千字弱ほど述べました。飛ばし過ぎた反動か、今日はいつもより体がしんどいです。過去問解説は一年まるまるではなくて二日に分けてもいいかもしれませんね。

 さて今日は、僕が(特に高校)数学について語るときに心掛けていることについて簡単にまとめてみたいと思います。

① 主目的は「受験生に問題の解き方を解説すること」ではない
 ここ10年くらいでしょうか、個人サイトやYouTubeで高校数学を解説している方々がたくさん出てきました。前者については、体系的・網羅的に高校数学を解説し、さらに競技数学・大学数学まで興味の関心を広げて活動されておられる方が多く、僕自身もそれに近いスタンスで発信していけたらなと考えています。後者のいわゆる「教育系YouTuber」と呼ばれる方々については…長くなりそうなのでまた今度にしましょう。

 ともかく、強調しておきたいのは、僕が受験数学について語るのは「受験生に役立ててもらいたいから」ではないということです。昨日の記事を読んでいただいた方には伝わっているかと思いますが、受験生ではなく指導者の目線に立った意見がほとんどであり、制限時間の中でいかに効率的に得点を最大化するかということにはまったく関心がありません(予備校や教育系YouTuberの方々に任せたいと思います)。僕がやりたいのは「学習者の負担をいかに減らせるかが指導者の役割である」という基本的な思想のもとで自分にできることを考えることです。この歳にしてもうすでにこれがやりたいということが具体的に固まっているわけではないのが残念ですが、現状ある教育界隈の業態に最適化することだけは何としても避けたいと思っています。

 昨日頑張ったので今日はこのくらいにしたいと思います。明日はこの続きで「過去問研究は受験生ではなく指導者の仕事である」というテーマでダラダラ書きたいと思います。よろしくどーぞ!

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