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2024/2/29の日記

閏日。以前からずっと気になっていた雑貨屋さんを訪ねた。

そこのお店を知ったのはコロナ前だったから結構な時間が経つ。Twitterで海外の風景の投稿を見て、そこからその投稿主が雑貨屋をしていることを知った。景色や雑貨やその方の言葉がきれいでとても好きになっていつか行ってみたいと思っていたが、個人でされているのもあってお店の名前を出されておらず長年ただただ憧れていただけだった。
今年になって偶然お店の名前がわかり、幸運にも自宅から行くことのできる範囲。少し遠出で初めて行く場所だからなんだか冒険のよう。どきどきしながらそのお店に向かった。

こじんまりとした店内にはたくさんの雑貨。アクセサリー、小物、食器、文具、本、どれもきらきらしていてかわいらしくて店主さんの思いが詰まった素敵な空間。どれも素敵で店内をぐるぐると回ってはきらきらたちを眺めて手に取って、を繰り返していた。なんて楽しくて有意義な時間だったんだろう。おとぎ話の世界に迷い込んで、ここから何か素敵な物語が始まりそうな気分だった。

小さなお店のはずなのに気が付けば一時間近く経っていた。
お会計の際に少し店主さんとお話し。買ったものについての説明を聞いて、きらきらたちへの愛があふれている素敵な方だなと思った。ずっと目移りしながら小物たちを見ていた私に、「そういうお客様はありがたい」という言葉をいただいてとっても嬉しかった。また来ますと言ってお店を出る。
気分がとてもよくて満たされていた。

愛を持って仕事をされているのがとても素敵でかっこいいし、そういうお店で過ごした時間とそこで手に入れたものたちはこれからも私のお守りになってくれる気がする。


ただ雑貨屋に行っただけのことだったけれど、なんだかとてもうれしくてこの日のことを残しておきたいなと思って久しぶりにここに書くことにした。去年の春に結婚、秋に妊娠がわかって、自分を取り巻く環境が一気に大きく変化して、気持ちが追い付かないことも多々あったこの頃。自分のためだけにきらきらした居心地のいい空間で過ごして素敵なものを手に入れることができて本当によかった。
産後、クリスマス前くらいにはまた再訪したいなあ。


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