取説の内容が、保険会社弁護士からの「治療費潰し」に使われ始めた?


2016年1月に「医療従事者のための交通事故取扱説明書:接骨院編」を発刊させて頂きました。


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それまでの勉強会で出していた内容の一部を要約し、勉強会では教科書・資料集、受講後は振り返りテキストとして編集しており、
内容的にはファーストコースからベーシックの一部までも網羅しています。

ただ、もちろん悪用的な事を考え、勉強会で面と向かってしか言えない事は書いていませんし、ある意味受講した方から見れば
「この内容・・・ある意味で生殺し・・・」と分かってしまうような構成になっております。

さて、そんな中である既受講者の方からのお話。
先日のElitePlusに参加された方。

現時点では、基本的に勉強会外での質問にはお答えしていません。
これは勉強会との分け隔てもあるし、ある程度の知識を所有して頂かないと、適確に回答出来ない現実からです。


ただし、ElitePlusの特典に、無料コンサル・相談を入れています。

さて、今回の困ったケースの前提は以下になります。
・2019年6月事故の被害者さんが通院していた
・2019年6月~2020年2月まで通院
・2019年6・7月分の治療費は支払われていた
・その後滞るが、患者さんの回復は芳しくなく、毎日の様に通院
・料金は目安表に則り計算するが、積もり積もって2019年8月~翌年2月までの総額は200万円
・2020年2月には、相手保険会社が弁護士を立てて、2月までの治療費しか払わないと通告され、医接連携先の医師との協定もあって2月までで症状固定
・その後も支払われず、現在に至るが、同時に渋られていた医師は2020年6月になって治療費が入金される
・ちなみに、患者も自信の保険の弁護士特約で、弁護士を立てている

し・か・し・・・2020年6月のここにきて・・・接骨院に対しては「払わない」と相手保険会社弁護士から通告が来ました・・・

ここまで来れば、よく聞く話なのですが、問題はその拒否通知内容・・・





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