俺たちにはマニュアルなんて無い・・・というマクドナルドを揶揄した表現から考えてみる
私は「医療従事者のための交通事故勉強会」においては、交通事故の取扱に関して、一定の対応システムは必要であるとお話しています。
今回は、それに関することで記事を上げます。
前回、組織だっての自賠請求の注意喚起としての記事を上げました。
その中でマニュアルという言葉を取り上げています。
今回は、少しだけ掘り下げて、今後の医療従事者における交通事故対応をマニュアル化する事を考えてみます。
まずマニュアルと言えば、私の以前の仕事先であったマクドナルド。
高校生の事からバイトもしていました。
正直、中に入ってみるとマニュアルは確かに多い。
そして働くことにより、周囲から揶揄されるケースもあります。
「どうせマニュアルをしておけばいいんだろ?」と
当時、従兄弟が大きなガソリンスタンドの正社員でバリバリやっていて、自分はマックのバイトが楽しいと言うことを話した時にも
「マクドナルドにはマニュアルがあるだろ?でも俺たちにはないからな」
というマウントトークをされたことを思い出します(笑)
その当時の自分としては違和感がありました。
全くないっておかしくない?どんな仕事でも、マニュアル無いわけ無いじゃん!と・・・
社員としての退職時は、秘密保持の誓約を書いていますので、細かな事は出せませんが、日本マクドナルドは確かに正解トップレベルの外食であり、マニュアルが存在していました。
ただ、そこで働いている人間において、それなりに職務遂行レベルとしての「出来る・出来ない」というのがありますが、少なからずバリバリ仕事していた立場としては「マニュアルだけやっている感」は全くなかった
記憶しかありません。
むしろ、マニュアルは最低限でそこから自分自身で
「この場合、もっと良くなるためには・・・」
と考えてやっていた記憶があります。
・・・高校生の頃から(笑)
マニュアルがあれば考えなくてもいい?
いや、どんな仕事でも、一定のマニュアルがあってそこからどうするか?という思案はするはずなんです。
ガソスタの従兄弟だって、お客が来れば
・給油か洗車か?目的を確認する
・メニューによって場所を誘導する
・他にある車や人の状況で、一番安全かつふさわしい場所を決める
・決められたサービスを行って、お会計までする
・その後は、安全に誘導し、退路を確保して送りだす
という、流れの仕事はしていたはずなんです・・・これ、マニュアルなんですよね。
同じではないとは思いますが、治療院のみならず、医療機関だろうと他所だろうと、少なからずマニュアルは存在します。
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医療従事者のための交通事故・療養費・保険勉強会
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