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<治療家の想いが届かなくなるのは、受け止める側が「べき人間」じゃ無いから>

前回の記事においては、近年問題になっていた。整骨院接骨院の交通事故対応についての問題が、一般世間に対しても予定してきたことだと捉えています。

生業として接骨院を行として行っているのであるならば、いろんな患者に対応できることも当然ですし、関連業務一つ一つを強化させて、売り上げに結びつける・・・これは全く持っても何の問題もありません。

しかしながら問題化される事象というのは、そのプロセスにおいて、本来の目的を歪ませる何かがあると言うこと。

逆にちゃんとやっているのであるならば、歪みを置きません。

歪んでいると言う事は、何かどこかで、本末転倒なことが起きてる・・・のではないでしょうか?

①本末転倒を導く、「べき人」ではない存在
②「べき人間」じゃない人は、他の事でも何かやらかす人は、他の事でも何かやらかすべき人間
③「べき人間」かどうかを見極める時に私が気を付けるポイント

の3点で今回はお送りします。
前回は内容が内容だけに、周知の意味もあり無料状態でしたので、今回はマガジン購入者向けに「濃いめ」で・・・(笑)

①本末転倒を導く、「べき人」ではない存在

経歴にも書いておりますけれども、私は20代の頃は外食産業におりました。
マネジメントはそこで多くを学ばさせてもらっているんですが、人材の育成についても学び、いろいろ考えさせられました。。

もう20年位前の話にはなってしまうんですが・・・店舗はアルバイトと言う存在がなくては成り立ちません。

当然ながら、中学を卒業したばかりの15歳からアルバイトはできますので、社会経験もない子に対して、仕事と言うものを教えなくてもいけません。

その中で、先輩社員から私の指導に対しての至らなところを指摘された際に「いや、最近の子にそれを言っても・・・」と反論したことがありました。

その際に言われたんですね
「育成はお前の仕事の責任であって、その中にはクルーの素性がどうこうと言う判断基準は無い!結局、結果的に仕事ができるかできないかをさせるのは、お前の仕事のやり方であって、相手のせいにするな」

一歩間違えればパワハラにもなりかねないんですけれどもこれはこれで私も勉強になったんです。。
アルバイトの。成長を阻害する要因を相手にあると決めつけていると、自分がどんどんそれに対応するための努力をなくしてしまうんですね。

要は、逃げを作ってしまうわけです。

このことって、どの業界でも、ちらほら見えることで、世間でも、いわゆる「最近の若い者は」といった年長者の愚痴が、どこでも見受けることができますが・・・その若者を排出してるのは、年長者の責任でもあるわけです。

そして・・・この業界における交通事故に対する知識は非常に希薄であり、根拠がなく、そして自己中心的なケースが多々見受けられます。

「交通事故はボーナスと思え」
この業界に悪しき習慣として残る代表格です。

この無責任かつ根拠なき欲にまみれた名言は、この業界の交通事故対応の精神的根幹となってしまっています。

つまり
「自由診療で高単価、請求できて当たり前」
これを阻害されると、保険会社に対して敵意を持ったり、思い通りに入金されないことに対して、感情を荒らげるといったことにもつながってきます。

私が勉強会で・・・

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FBページから始まった「半ばブラックボックス化された交通事故対応方法」の医療従事者向け勉強会。 ・勉強会に足を運ぶことが、なかなか叶わない…

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