治療院にキッズスペースなどを設置する際に知っておきたいこと
昨今では、接骨院やその他の治療院においても、いわゆるキッズスペースを設置する院が増えてきました。
先に申し上げますが、こういったスペースを作ることを私は基本的に否定的ではありません。
ただ、あえて肯定的というよりは慎重派です。
踏まえておかなくてはならない問題点が多いことから、そのことに対してのノウハウを受けているのかな?と思い、今回の記事の題材に選びました。
①なぜキッズスペースを作るのか?
②待合とは違う?キッズスペース作るなら考えておくべき事
③これだけ有るよ!キッズスペースのリスクを知る
でお送りします。
①なぜキッズスペースを作るのか?
個人的には設置の転換期と思っているのが、2013年の療養費改定。
あの頃より、特に多くの接骨院においては「
療養費主体」→「自費メニューの積極導入」
の転換期に入っています。
その際に代表的な自費領域メニューのひとつが「産後の骨盤矯正」が挙げられます。
その場合、家庭内において赤ちゃんの面倒を代わりに見る人がいるのが望ましいですが、それができない方もおられます。
お母さんは施術を受けたい・・・だけれども小さい子がいる。
本当の産後であって、赤ちゃんが動けないうちであるならば、寝かせるスペースを確保するだけで充分になります。
しかし兄弟児がいて、その子が待ってる間の時間を稼がなくてはならない。もしくは、最初に見ていた子が大きくなって、第二子ができたのでそれで通院する場合もあります。
産後の骨盤矯正以外で考えても、育児を行っている母体へのケアは重要ですしニーズも高い。
その場合も、子どもを安全に確保できる場所があることは、自費領域でのニーズ開拓には重要な役割を果たす場合があります。
まあこの辺に関しては、整骨院の売上アップみたいな方々も発信している内容と同等だったりします。
②待合とは違う?キッズスペース作るなら考えておくべき事
さてここから少しずつメスを入れていきたいと思います。
私の場合、他にも書かれているような「保育士を確保しましょう」といったことは・・・
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