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攻めの天使 リーチの価値(MLClassic第4節)

ゆら子

こいつを見てくれ、どう思う?(サムネ)
直近配信回りでいくつかの変化があったが、その中でもとくに存在感が大きいのがこの「ゆら子」である
元々エイプリルフールの朝起きてすぐに「バ美肉ネタで配信したら楽しそうだなー」程度のノリで、その場でboothで美少女漁りを始めたのだが、元々は安価なオンセ用の立ち絵を使ってその日限定の企画配信で終わらせる予定だった
しかし偶然見つけたライブ2Dモデルの値段が、目をつけていたワンコイン程度の立ち絵の3倍くらい、2千円程度の物を見つけてしまい、どうせなら動いた方が楽しいかな?くらいのノリで購入した、それが全ての始まりだ

いざVtuberStudioで呼んでみると、あまりにもカワイイすぎる女の子がケモミミをフリフリしながら僕の動きに合わせて笑いかけてくれるのである
しかもさらに、「天使の少年」のゆらが持っていないカワイイポーズに加えて、ゆらが出来ないZ軸を使った動きで美少女を全面に見せてくるのである
か、カワイイ・・・(照

そもそも、ちゃん付けで呼ばれる事が好きで、カワイイ見た目に引かれて天使の少年で活動を始めた僕が、美少女モデルを使って「カワイイ」と言われて嬉しくない訳が無く、カワイイ美少女として配信する事に楽しさをその1回で覚えてしまった。
どうしよう、性の喜びを知ってしまった

直近では、チームShangri-Laでの最強王決定戦&ガーティックフォン配信で美少女ゆら子を使ったので、良かったら見ていってください(4時間半)

https://www.youtube.com/watch?v=j7Fo5hxpJCs


MLClassic

麻雀の話をしろ(正論)
こんな企画配信をしようと思える程に配信を続けられているのも、配信や麻雀、リーグ戦関係で仲良くしてくださっている皆様あっての事なので、日々温かさを感じています

そのリーグ戦だが、当たり前だが毎回登板する訳ではない
参加するからには当然良い成績を残したいと思う物で、その中で登板や配信外では勝つ為に様々な事を考えている物である
今回の「MLClassic」は、普段打つ段位戦とは違う「1発、裏、赤、カンドラ、クイタン無し」のリーグ戦である
自分にとってはほぼこのリーグでしか使わない理論であるにも関わらず「このルールでこの考えはどうなんだろう?」みたいな事を、2期で改めて指名を頂いてからより考えるようになり、このルールの楽しさをどんどん感じている

願わくばこのMLClassic、是非とも3期、4期と続いて開催され続け、そして願わくばその全てのリーグでドラフト指名を頂きたいと強く思う次第である


リーチの価値

そして直近で考えるのが、このルールにおける「リーチの価値」である
近代麻雀においてリーチとは「最強の役」と称される麻雀における基本であり、とにかく迷ったら曲げれば正しい言われるくらいである。
実際それは正しいと思うが、それはリーチにおける強さがあまりにも多すぎる事に他ならない

・1役もらえる
・1発、裏ドラの抽選を受けられる
・他家に「自分はロン出来る状態である」と宣言し、縛りを与えられる

そのデメリットとして

・場にリーチ棒1000点払わなければならない
・払ったリーチ棒はアガらなければ回収出来ない
・アガリかツモ切りしか出来なくなる

という制約は自分に与えられる。これがリーチである
中級打点が偉いと言われる麻雀において+1役に偶然役でさらにう1役もらえる事がどれだけ強いかは言うまでもない話であり、その見返りがあまりにも強すぎるので、現代麻雀は「とにかくリーチ!」とすら言われるんだと僕は思っている

今回のリーグのルールは「クラシックルール」である
「1発、裏ドラ」上記に上げたリーチの魅力の大きな1つが失われている
コレはつまり「メリットの評価が下がり、デメリットの評価が上がっている」事になる
つまり「リーチはリーチの1役でしかない」事になる
コレは攻撃面においては「リーチの1役より役牌ポンの1役の方が価値がある(リーチ棒を出さなくていい為)」や役アリ1役の手のリーチの価値が低い(打点上昇量が低い手にリーチ棒をベットする事になる為)」という事になるんだと思っているんだが、例えば「防御面」ではどうなるだろう?

前回の登板で、その「リーチの価値の評価」を大きく考えさせられる1場面があった


東2局親番、トップ目kachoさんのリーチに対して1mを掴んだ局面、僕はコレをノータイムでプッシュした
自分の手はド高目メンタンピン一盃口の完全1シャンテンながら、コレでアタればほぼ確実にドラが絡む。では何故ノータイムプッシュなのか

先ずは自分の手牌の評価、メンタンピン一盃口の完全1シャンテンながら、対子含みを重ねればタンヤオが確定し、リーチ+1役の打点が見込め、勿論MAXはメンタンピンイーペーの満貫の勝負手である
1発ウラ無しでマンガンはかなりの勝負手であり、さらに5p7pが自分の目から3枚づつ見えており、ド高目6pがかなり良く見える
さらに7p3枚見えによりラス1の8p、9sが早い方が二人も居て8sも良く見え、かなり聴牌できそうな手に見える。よって自分の手の価値は相当高い

次にリーチの評価、萬子が高く、かつ自分にドラが無いのでドラ持ちの確立がかなり高い、そして1mで打てばほぼドラが絡む
2枚持っているパターンを引けば7700からである
しかしながら、自分はこのリーチの打点を「20~39」と評価していた
萬子が高いのは他家にも言える事であり、特に下家は1mツモ切りからリーチに対して89pを勝負しており、1番ドラを持って居そうなのは下家に見える
なので、上家のリーチはあってもドラ1枚、つまりリーチドラの20~26、メンピンドラの39だろうと考えていた
そして「1発ウラが無い以上、ここから打点上昇が無く、赤が無いので打点のイレギュラーが無い」という条件がこのリーグでは追加されるので、この打点の評価はほぼほぼ間違いないと思っていた

最後に点況である。リーチ者kachoさんはトップ目、自分は2着目であり3着目とは6千点近くの差を付けている
そして今日は3戦目の登板、チームは1戦目ころせんせーが素点持ちの3着、カネッサさんが大トップとすでに稼ぎ十分としており、ラスを取らなければプラスで終われる状況になっていた
ここで打ってもし52とか減らしてもトップがほぼ無くなるだけで、2着争いから洩れる事は無い。しっかりラス回避すればいいだけなのだ

つまり僕としてはこのプッシュは「ローリスク、ハイリターン」の考えである
勿論、コレが段位戦ルールであれば、ドラ1ほぼ確定のリーチに打って裏や赤で高打点の抽選を受けなければいけないので、その場合は受け最大には取らず現物5pを打って狭く受けただろう
コレは偶然役の存在により「相手の打点上昇の可能性」ももちろんあるが、クラシックだと9p引きで超つまらなくなってしまうこの手も「一発裏で高打点になれる価値がある勝負手」になれる事で自分の手の価値も上がるからでもあると思っている
この1mプッシュは僕にとっては正に「クラシックルールらしいプッシュ」であったと思っている


・・・などと偉そうに雀豪1が語っているが、実践でこんな長々と小難しい事を考えている訳がなく、思考としてはぶっちゃけ「打っても39やろ!ゼンツ!ゼンツ!!」しか考えてなかったと思いますww


ちなみにこの試合、数か所議論の余地がありそうな部分はあったが、結果は僕が会心の6000オールをツモった事により一気にトップに浮上しそのままカネッサさんとデイリーダブルを決めその日を終えた
それによりチームは一気に2着に浮上、ゆら本人はまだ登板2回ながらも2戦2トップで今までの活動で1番点数を稼ぐ最高のスタートとなった

まだ3分の1しか終わっていないのだが、この調子で今季は優勝を目指して頑張っていきたい所ですね!!


最後までご高覧ありがとうございました


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