車いす利用者におすすめの日向市バリアフリー観光地ガイド5選
こんにちはTNAの宮崎です。今回は、車イスユーザーの私が最近いったことのある宮崎県日向市の車いす利用者に優しいバリアフリースポットをご紹介します。日向市は海に面した自然豊かな美しい街で、誰でも安心して楽しめる観光地がたくさんあります。まだ日向を観光したことのない県外観光客の方に楽しんで欲しいです。では、早速その魅力的なスポットを見ていきましょう。
約半世紀、サーファーや地元の人々に愛されてきた「ドライブイン太平洋」を2019年に全面リノベーション。国内でも有数のサーフスポットである金ヶ浜の目の前にあり、太平洋を一望できる、衣食住の複合施設です。美しいビーチと太平洋を、円形のガラス張り空間から楽しめる最高のロケーション。サーファーも利用しやすい施設にと、サーフカルチャーのテイストを取り入れ、木・鉄・レンガなどの素材感を活かしたインテリアです。南国を感じるグリーンやアート作品をちりばめた、開放的な吹き抜けのメインスペースでは、海を眺めながらゆったりとお食事やお買い物を楽しめます。入口もなだらかな作りとなっており1Fの飲食スペースやお土産コーナーもバリアフリーとなっており、車イス対応トイレも完備されていますので安心して立ち寄ることができます。
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巨大な岩礁が東西200メートル、南北220メートルにわたって裂け、十文字に見えることからポルトガル語で十文字を意味するクルスと呼ばれています。この十文字と横の岩場が合わさり、「叶」という字に見えることから、ここで祈りを捧げると願いが叶うと言い伝えられています。展望所には、願いを天に託すための願いが叶うクルスの鐘が設置されています。また、地元でも人気のドライブスポットとなっており、お友達やカップル・家族連れにおすすめです。駐車場から展望台までスロープが設置されており、展望デッキからは車イスのままでもクルスの海を見渡せます。
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海原と空の青さの中に、ひときわ輝く白い灯台。1910年に赤レンガで作られていたものが、1941年に現在の形に建て替えられました。2017年には、日本ロマンチスト協会により「恋する灯台」に認定されました。また、「燈の守り人」プロジェクトでは、擬人化もされています。馬ヶ背遊歩道と繋がっているため、馬ヶ背茶屋を訪れた際はぜひお立ち寄りください。車イス対応トイレも完備しております。駐車場から灯台までスロープが設置されており、デッキからは車イスのままでも太平洋を見渡せます。※馬ヶ背遊歩道はバリアフリーではありません。
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日向岬の付け根といわれる伊勢ヶ浜の脇に社殿を置き、地元からは「日向のお伊勢さま」として親しまれている神社です。日本国歌「君が代」に謳われる「さざれ石」や、古代人による龍神信仰の跡ではないかと云われる「龍の玉」など、近年様々な発見もされています。縁結びと大願成就のご利益があることで知られる大御神社ですが、近年では、ラグビー日本代表が必勝祈願をおこない、歴史的快挙を二度も達成したとして必勝のパワースポットとしても人気を博しています。境内までは砂利道のため介護サポートが必要ですが、体力に自信がある車イスユーザーであれば自力で自走可能です。また、昇り龍が見られるパワースポットの鵜戸神社が隣接しています。※鵜戸神社はバリアフリーではありません。
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高鍋秋月藩の港町として栄えた美々津は、風光明媚な町並みが印象的です。特に立縫地区は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、廻船問屋が軒を連ねた江戸末期から明治にかけての面影が今も色濃く残っています。また、この地はのちに初代天皇となる神武天皇が東へ向けてお舟出したという伝承が残っており、日向神話の舞台でもあります。また、隣接する日向市歴史民俗資料館では、全国的に珍しい河口に面した港のある江戸時代の町家をしのぶことができる施設を見学することができます。美々津港駐車からこの通りまでは、なだらかな坂となっているため車イスでの移動は楽です。近隣に飲食店などもありますが、入り口が段差になっているお店もありサポートが必要です。
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まとめ
日向市は、美しい自然と歴史文化に触れられる魅力的な場所がたくさんあります。また、比較的バリアフリー駐車場や車イス対応トイレなど、車いすユーザーに配慮した設備が整っています。これにより、移動やトイレの心配をせずに安心して観光を楽しむことができます。宮崎県にお越しの際は是非、次の旅行先に日向市を選んでみてはいかがでしょうか?宮崎の新しい発見が見つかるはずです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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