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迷った時に戻る場所

こんにちは、こんばんは、
おはようございます。

言葉の企画2020 企画生のおなつといいます。

去る6月13日(土)はコピーライターの阿部広太郎さんが主催する
「言葉の企画」の第1回目の授業がありました。

「言葉や企画を考えることがすき」
「コピーライターです」
「コピーライター養成講座に通ってました」と
言葉や企画を考えることが好き!勉強をしている!というバックボーンがある同期生が大勢集まっていて、言葉や企画に対する熱い想い、熱量をビシビシ感じ、
かなり圧倒されました。

同期生の熱い想いが伝わってきて、その熱量が身体中を駆け巡り
「私も一緒に頑張ろう!」と心が熱くなった反面、
自分が「これに参加したい」と思った想いは、時間が経つにつれて、
どんどんかき消されていきました。

「あれ、私、何をしにここに参加したんだっけ」

たぶん、授業があるたびに、Twitterで同期生のツイートを見るたびに、
同じことが起こるんだろうなぁ...と思いました。

noteを書くことは自由。書かない選択肢もある中で、
書くことを決めた理由としては
自分の「学びたい」と思った理由を忘れたくない。
いつでも見返せるようにしておこう。
そう考えたからです。

受講しようと思った理由

・デザイナーになるためにコピーも学ぼうと考えた

私は、田んぼか山しかないド田舎にある工場で、事務員として働きながら
グラフィックデザインとwebデザインについて学べる学校に通っています。
そこでは3ヶ月課題、中間課題、卒業課題と
3つの大きな課題をこなさなければなりません。

大きいというのは
「お題があり、それに対して企画を考え、作品を作り、
大勢の人がいる前で発表をする」
という意味です。

中間課題に取り組んだ時のことです。
とある商品のプロモーション企画を考えるという課題で、
作品のひとつにポスターを作成しました。
そのポスターには、自分で考えたコピーを作字し、
ポスターデザインの一部にしていました。
2ヶ月前から準備を重ね、ほぼ寝ないで作成していました。
自分の中では「完璧や」と自信を持って発表に臨みました。
しかし、専任の先生からは
「コピーは意味が分からない。もっと考えて欲しかった」
と言われました。

悔しい。悔しかったです。

ブラシュアップをしようと思っても、
考えたコピー以外の言葉が見つかりません。

デザイナーになるためにはポートフォリオという作品集が必要です。

コピーがいまいちだと言われたままその作品を載せたくない、
いや、載せたらだめだと思いました。
でも、どこをどう直したら良いのかさっぱり分かりませんでした。

そんな時に阿部さんの『心をつかむ超言葉術』に出会い
ことばの日のイベントを知り、言葉の企画と出会いました。

デザイナーになるために
あの作品をもっと良い作品にしたい

そう思い、迷わず参加を決めました。

・自分の気持ちを素直に伝えられるようになりたい

ことばの日のイベントにその方はいらっしゃいました。

「ねぇ、どうして言葉って生まれたの?」

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言葉の企画2019の企画生 立山紫野さんが考えられたコピーです。

正直で強くてまっすぐな言葉が心に刺さりました。

なんて素直に言葉を紡ぐ方なんだろうと。
また、ことばの日制定の発起人ご本人でもありました。

紫野さんってどんな方なんだろう?と思い、
ことばの日のアカウントから紫野さんのTwitterのアカウントを探しました。
そこから紫野さんのnoteを拝見したところ、

「言葉の企画に通うようになってから、自分の気持ちに正直に、素直になることが
少しずつ出来るようになってきた気がする。」
「言葉を通して『自分』にすごく向き合うようになった。」

と書かれていました。

私は自分の気持ちを言葉にするのが苦手です。
「私のことなんて喋ったって意味がない」
「私が言った言葉で場の空気が壊れるかもしれない」
そう思ってしまうので言葉を上手く発することができません。

言葉の企画に参加したら、上手く話せるようになるかな。
気持ちを伝えられるようになるかな。

そんな淡い気持ちが、「ぽっ」と浮かびました。

言葉の企画第1回目の授業から学んだこと


言葉の企画の最初の授業に向けて、事前に3つの課題が出されました。
その中の1つに「自己紹介の広告を作る」というお題がありました。

伝えるのではなく「伝わる」ように
という言葉が添えられていました。

私の頭の中にはたくさんの「ない」が浮かびました。

・100人もいたら覚えてもらえ「ない」だろうな
・100人もいたら言葉をたくさん書いても読んでもらえ「ない」だろうな
・もしかしたら見てもらえ「ない」かもしれない

「阿部さんも企画生のみんなも絶対見るの大変やし、
私のぐらいサラッと見て終わってもらおう」

そう思い、
300×300ピクセルの枠に
名前と出席番号、写真とその写真についての短いコピーを2文掲載しました。

阿部さんからは
「相手との関係性の中にキーワードを活かすこと」
「今だと自己完結してる」
と、ご教示頂きました。

「ない」というネガティブな気持ちは
作品に載せるつもりがなくても勝手に乗って表現されてしまうことに
気がつきました。

阿部さんは授業の中で、
広告は「関係創造するもの」とおっしゃいました。

見てもらえ「ない」かもしれないと、
勝手に思い込んで作った自分の自己紹介広告は、
阿部さんや同期生との関係性を作ることを諦めてしまうことになっていたことにも
その時に気がつきました。

阿部さんは、
「伝わる」ためには
自分の「伝える(自分目線)」想いだけでなく、
伝えたい相手を「調べる(相手目線)」こと、
2つの要素が重なったところが「伝わる」スペースである
とおっしゃっいました。

確かに、好きなひとへ手紙を書く時に、
好きな人のことをリサーチしたり、お話をしたりして、
相手のことを知ろうと行動しましたし、
相手へ伝わるように、相手のことを考えながら、想像しながら
筆を進めていたなぁ・・・・・・ということを思い出しました。

私は「創造力」は「想像力」だと理解をしました。

ズレた解釈になっているかもしれませんが
これからはたくさん想像して、創造作業をしようと心に決めました。


あとがき


表紙の画像は向日葵です。
1本だけでなくたくさんの向日葵が写っているものにしました。
向日葵は太陽に顔を向けて上に上にぐんぐん伸びる植物です。

阿部さんという太陽に向かって99名の同期生と一緒に
ぐんぐん上に上に伸びていきたいです。
これからよろしくお願いします。

最後まで読んで下さりありがとうございました。


Special Thanks Sheet
この記事を書くにあたり画像や言葉の引用の
許可を下さいました
阿部さん、紫野さん
ありがとうございました。
言葉の企画に参加することのきっかけを与えて下さった
紫野さんのnoteはこちらです。





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