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かつてのスターターを踏襲!?剣盾エクストラ版最強爆流コンボデッキ60 カメックス + キュレム

Primarina.幽鬼です
前回の記事はかつてない程の伸びを見せて150ものスキを頂きましたので、記事をご覧頂いた全ての方に心より感謝を申し上げます
さて、ここから本題に入ります
突然ですが、みなさんはこちらのスターターをご存知でしょうか?

そう、これは知る人ぞ知るBW終盤に登場した最強のスターター、「最強爆流コンボデッキ60 カメックス+キュレムEX」という古代の代物です
このスターターはスターターにしてはコンセプトが非常に強力で、現代のスタンダードにおけるモスノウ(ひょうせつのまい)+ラプラスVでオーシャンループを何度も使い続ける動きに近い動きを可能としていました
当時メインパーツを利用して少し改築するだけで環境トップと渡り合うどころかむしろ環境トップ側に回っていた程の強さを誇っており、普通のスターターとは乖離するあまりの強さから現代に渡りずっとプレミア価格が付いた状態で出回るほどの異例の待遇を受けています
今回は全く同じ「カメックス+キュレム」の並びを再現しつつ現代のエクストラでも通用しそうな構築を紹介していきます
勿論そのまま使っても強くなるように組んでありますが各自必要性を感じればアレンジして使うのも良いと思います

デッキレシピ

デッキコード:K88cc8-g38Tjp-aKxD8x
どこかで見たようなギミックが入っている事にお気付きの方もいらっしゃる事かと思います
以下解説です

採用カード解説

キュレムEX(アイスキャリバー)

申し訳程度の「キュレムEX」要素にしか見えない上によく見たら右下にXYと書いてあるので無理やり採用したのかと思いきや実は違い、全体攻撃のできる水タイプのポケモンを探した結果まさかのキュレム2種類(このキュレムEXとレッドコレクション収録のキュレムとその再録)がヒットしたためもう1つの技も強力なこちらを採用している
2~4回技を使えば非ルールのポケモンを一網打尽にできるため小さなポケモンで固めている系統のLOに強くなる他、単純に確定数ずらしとして使える場面はある(相手がHP330以下のVmax、HP270以下のタッグチームを主軸としている場合はより顕著)
マッドパーティのような非ルール中心の攻撃的な構築とのリソース勝負にも少しだけ強くなれるがHPは180と高いわけではなく回復も基本的にはできないため過信してはいけない
下技のアイスキャリバーはクワガノンVを含めたグッズロック系の技を無理やり止められる可能性がある技だが、使う機会が無いと感じるのであればこごえるせかいのテキストが完全に一致するレッドコレクション収録の非ルールキュレムに変えてしまっても良い

キュレム(きょくげんれいとう)

実はEXではないこちらのキュレムの方が遥かに高いパワーを出して戦う事ができる
技のきょくげんれいとうは倍率60の青天井、尚且つ盤面の水エネルギーをトラッシュする事で火力が上がるため後述のカメックスとの相性は抜群
Vmaxですら滅ぼせるほどの超火力を叩き出せるため基本はこのポケモンで戦っていく
トラッシュする水エネルギーはこのポケモンに付いている必要があるわけではないため盤面の他のポケモンに先にエネルギーを付けていてもそのエネルギーが腐る事は無い
1度の攻撃で大量の水エネルギーをトラッシュする事になるため水エネルギーの総数の管理には注意

カメックス(ばくりゅう)

このポケモンだけは最初に紹介したスターターと全く同じテキストのままである
特筆すべき点は言うまでもなく特性のばくりゅうであり、このポケモンが盤面に存在していれば水エネルギー限定でエネルギーの手貼りは1ターンに1回だけという制約が無くなる
この特性がはたらく前に水エネルギーで普通の手貼りをしてしまうと鋼エネルギーを予め貼っておかない限りキュレムで攻撃出来なくなるためエネルギーを貼るタイミングは頭に入れておきたい
ちなみに進化前が一切入っていないが、後述のアオギリの切り札で出す前提の所謂「アオギリカメックス」というギミックを利用して進化段階を一切無視して出せるため気にする必要は無い

ナッシー(たちふさがる)、タマタマ(ぞうしょく)

ナッシーよりも先に解説すべきなのはタマタマの方である
タマタマは特性の効果でトラッシュから手札に加える事ができるが、手札に入ってしまえばもう一度トラッシュされた時に前にいたものと同じタマタマであると証明出来ないというルールの穴を突いて自分の番に1回使えるというテキストをほぼ無視する形で手札とトラッシュを往復でき、それによって手札の枚数を調節したりハイパーボールやスーパーエネルギー回収等を使うのに必要な手札のトラッシュを肩代わりする役割がある
普通の構築ならそれだけのために採用されるがこの構築では進化後のナッシーまで採用している
このナッシーはタマタマのテキストの複雑さとは裏腹に技のたちふさがるで攻撃すると相手はサポートが使えなくなると非常にシンプルな事しか書いておらず、この効果1つのみを活かして使う事となる
エクストラではポケモンを入れ替える手段にグズマや軽石を使う事が多く、軽石が付いてない、もしくは剥がされた状態のポケモンを呼び出してこの技を使う事により逃げるのに必要なエネルギーや入れ替えるためのグッズが無い限り他のポケモンが出せないという状況を作って相手のLOを待つ事ができる
通用する相手は限られるものの、こちらの攻撃に必要なリソースが尽きかけたりサイドレースがほぼ追い付けない状況になったら狙う価値はあるため頭の片隅に置いておき、それを狙う状況になったら前にナッシーを構えながら出来ればベンチにもぞうしょくからタマタマを置くようにしてレスキュータンカやふつうのつりざおを上手く活用したい
純粋にただの妨害としても有効になる事はあるためタマタマスタートで落胆しなくても良くなる可能性はある

カプ・テテフGX、デデンネGX、クロバットV、コロトックV

特性を活かす構築であれば大体2種類は採用されているルール持ちデッキエンジンの面々である
普通は前者の3枚を1-2-1と採用し瞬間的に引ける枚数を増やす事で初動の1~2ターンを安定させるのがセオリーだがこの構築は基本的に取られるサイドの枚数が少ないためそこまで急ぐ必要性は無く、むしろ毎ターンのリソース確保の方が優先されると考えてコロトックVを採用
手札を減らす事は得意としている構築のためコロトックVは有効に使える場面が多く、他の3枚と違ってスタートしても弱くないという点でも優秀
基本はこのポケモン達でガンガンデッキを回していきたいところではあるが、置きすぎるとアタッカーやカメックスを置くスペースが無くなってくるため注意

クイックボール、ハイパーボール
アオギリの切り札を使う条件として手札をアオギリの切り札1枚だけにする必要があるためポケモンを持ってこない状況でも使う事が多い
またたね軸の構築ではあるが手札の消費量が多いという理由でハイパーボールの方が厚くなっている
クイックボールももう少し厚くしたいがそこまで割くための枠を確保するのは中々難しい

トレーナーズポスト
山札圧縮と手札圧縮を同時に行える優秀なカードのためできれば最大枚数採用したいが枠が確保出来ないなら削る候補になるくらいには余裕が無い構築であるため中々採用枚数の難しいカードとなる
メタカードが要らないならここに枚数を割きたい

ウッウロボ、おとりよせパッド
どちらもコイントスによって表を出せばカードサーチができるという効果だが前者は手札の別のグッズを消費する代わりに何でも持ってこられて、後者は単体でも使える代わりに持ってくる対象はグッズのみとなる
前者は扱いにくいが序盤は不要札になる事が多いレスキュータンカやバトルサーチャーを巻き込みながら使えるという特徴もあるため一長一短だが流石に使い勝手は後者の方が良いため基本的には後者の方が厚くなる
後者はこの構築であればトレーナーズポストに並ぶくらい扱いやすいためメタカードが要らないのであればトレーナーズポストの次の優先度で増やす枠となる

博士の手紙
エネルギーが要らない状況でも手札を消費するためだけに使って何も持ってこない事があるが、基本的にはカメックスの特性ばくりゅうで貼りたいエネルギーを確保するために使うグッズである
単体での扱いやすさは特定のカードをサーチするためのグッズの中でもかなり上位に入る優秀なカードだが単体でしか手札を消費できないためアオギリの切り札が来るまでの間に来てしまうとどうしても本来よりも遥かに弱い使い方になってしまう
それでも1枚で2枚のエネルギーに変換できるのは優秀なため複数は採用しない事とした
後攻1ターン目に特化するのであればエネルギースピナーの方が強そうだが後攻が強いとされるエクストラにおいて後攻を取れなかった場合に弱くなってしまうため素直にこちらを選んだ方が無難ではある

ふつうのつりざお、レスキュータンカ
どちらもポケモンの実質的な総数を増やす事ができ、ふつうつりざおはエネルギーの実質的な総数も増やす事ができる
当然ながらトラッシュからリソースを戻すという効果の性質上序盤はどうしても腐るため枚数は控えめにしたいが、メインアタッカーが非ルールのポケモンな上にアオギリの切り札の対象外であるドラゴンタイプな影響で基本的にサイドの1:1~3交換を繰り返してその過程でアタッカーの総数が足りなくなる事があるため入れておかないと途中で詰んでしまう事もありうる
これらのリソース回復系のカードと今現在山札と手札にあるアタッカーの総数は常にある程度気にしておきたい

バトルサーチャー
トラッシュから直接サポートを拾えるエクストラ屈指の汎用カード…なのだがこの構築では手札を消費できないというこのカードの性質上常に当たり札とはなり得ず序盤では他のカードの効果に巻き込んでトラッシュする事も多い少し残念なカードとなっている
とはいえ強力な事には変わらず、序盤バトルコンプレッサーとセットで持っており手札にアオギリの切り札が無いという状況下で抱えていればアオギリの切り札に変換して使う事も可能、アオギリの切り札使用後であれば他の構築同様手札の状況を選ばず使えるため少なくとも完全に抜くという選択肢は絶対に挙がらない
グッズロックをされる可能性がある構築に対してはいち早く消費しておきたい

バトルコンプレッサー
真っ先にトラッシュする候補はタマタマ(ぞうしょく)とカメックス(ばくりゅう)、次点で基本エネルギーとサポート
単体で手札を消費できるだけに留まらずトラッシュに配置する必要のあるカードをピンポイントで直接トラッシュする事ができるため普通の構築よりも遥かに強く使う事ができる
アオギリの切り札を使う条件の手札を1枚まで絞る事を満たすために手札から消費する事とトラッシュに水タイプのポケモンを配置する事を同時に行える上にアオギリの切り札使用後でもこのカードと前述のスーパーエネルギー回収を併用する事で擬似的に強い博士の手紙を使えたり先述のバトルサーチャーと併用すれば擬似的なワンダータッチ、更に先述のレスキュータンカと併用すれば擬似的なマスターボールもでき、終盤は本来の不要札の圧縮という使い方ができるため序盤、中盤、終盤と一切腐らず最大枚数採用しない理由が無い
このカードが序盤から手札にある時の安心感は凄まじいが、トラッシュするカードの選択を間違えると場合によっては完全に動きが止まる事もあるためどのカードをどの場面でトラッシュするかはある程度1人回しによる練習が必要となる

あなぬけのひも
現代のエクストラはグズマや軽石に頼って自陣のポケモンを入れ替えるケースが多く、逃げられなくさせたりサポートを封じる事によって行動を制限する構築が多いためグッズの入れ替え札は最低限用意しておきたいため採用
後攻1ターン目であればあまり並んでいない相手のベンチポケモンを実質的に引きずり出して倒す動きもできるためかなり重宝する

フィールドブロアー
これが無いと詰みかねない構築が複数存在するため自陣の動きを強くするカードではないものの入れない理由が無い
自陣のポケモンの道具も剥がせるためUターンボードを剥がして効果で手札に戻す事により他のポケモンに付け直すという動きもできる

パソコン通信
構築に1枚しか採用できないエーススペックを選択する上でアオギリの切り札を直接手札に加えられて手札を消費する事もできるという点が非常に親和性が高いため、アオギリカメックスでは余程の理由が無い限りこれ一択となる
アオギリの切り札使用後もタマタマ(ぞうしょく)と併用する事で最強のカードサーチとなり得るため殆どの場面で強力な1枚となる

Uターンボード
何かの拍子でバトル場に出てしまった時に逃がしたい主なポケモンが4種のルール持ちデッキエンジンとカメックスであり、その内カメックスは絶対にスタートしないポケモンでありそれを除くと全員逃げるのに必要なエネルギーが1個で軽石を採用するメリットが薄いと感じこちらを採用
特にコロトックVに貼ると味方のポケモンが倒された時に雑に出して特性のエキサイトステージの効果を強く使う事ができる

フウとラン

アオギリカメックスは手札が尽きやすくベンチも埋まりやすい構築のため何かしら1種類はアオギリの切り札以外のドローソースを構えておくとプレイングがとても楽になる
その上このカードは相手のバトルポケモンがカビゴン(とおせんぼ)のような逃げるを封じる特性を持っていて単騎もしくは裏にピッピ人形しかいないという状況を作られてグズマを使えないor非常に弱い状態にさせられてもアタッカーと交代して正面のカビゴンを攻撃できるためLOにある程度耐性が付く
相手への手札干渉はできないが基本的に自分の強い動きを優先したい構築ではあるのでNやマリィよりも噛み合ってはいる
それでも相手の手札を絞る事をゲームプランに入れたい場合はNやマリィと選択になる

グズマ


もはや正面を攻撃し続けるこの構築においては入れない理由が分からないくらい強い最強のサポート
裏にいる任意のポケモンを狩れるためサイドレースを明確に制するためにはこのカードを要所で使う必要が出てくる対面が非常に多い
このカードを使うのであれば自陣のポケモンまで入れ替える事を考慮しながら使う必要があるが、ベンチにUターンボードが付いており逃げるのに必要なエネルギーが0になっているポケモンが用意出来ていればプレイングはかなり楽になる

アオギリの切り札


この構築の本体とも言え、1試合に1回は使わないといけないくらい必須のサポート
主にカメックス(ばくりゅう)を出すのに使うのだが、これの存在があるがために進化前のゼニガメやカメールは一切採用されない構築となっている
ゲームプランの始発点とも言える重要なカードであるため初動ではいかにこのカードを使う所まで辿り着けるかという自分との勝負となり、使ってようやく相手との勝負が始まる
一応キュレムEX等のたねの水タイプも対象に選んでトラッシュからベンチに出せる事を覚えておけばアタッカーの総数を増やすのに役立つ他、単なるドローソースとしても使えない事もない

トキワの森
盤面にエネルギーを素早く集めるためというよりはキュレム(きょくげんれいとう)が攻撃するのに必須な基本鋼エネルギーをピンポイントで持ってくるためのカード、かつ相手のスタジアムを剥がすための手段の1つとして気持ち厚めに採用
カメックス(ばくりゅう)の特性さえ消えなければ基本的に戦えはするためダストダス(ダストオキシン)を重く見るなら1枚はフィールドブロアーに変換してしまっても良い可能性はある
地味に手札を消費して効果を発動するためアオギリの切り札使用前でもエネルギーを持ってこない選択をする事で有効に使える場面が出てくる

基本水エネルギー、基本鋼エネルギー
鋼は1枚あれば充分だがサイド落ちするとシャレにならないため最低限サイド落ちをケアする2枚採用
水エネルギーはキュレム(きょくげんれいとう)の火力の源となり対Vmaxの1度の攻撃で310~420までダメージを出す必要がある可能性が出てくる事を考えると少なくとも最低7枚は必要なためサイド落ち1枚までなら許容範囲となる8枚が考えうる採用枚数の最低ラインとなる

他に採用候補となりうるカード

アルセウス&ディアルガ&パルキアGX

単純に必要なエネルギーの色の相性が良く、後攻1ターン目からオルタージェネシスGXの追加効果付きを比較的現実的に使える
GX技の権利も余るため採用候補となり得るが、採用するのであればサイド追加取得の効果を1ターンかけて追加する事とこのポケモンがサイドを3枚取られるポケモンである事を天秤にかけて、先攻を取った時にスタートして後攻1~2ターン目に倒されるリスクも考慮する必要がある
グズマの有効性も上がるがこの構築の構造上グズマの実質的な枚数は普通の構築に比べてかなり少なめとなっている事も頭に入れておきたい

コバルオンGX

GX技の権利が余っているから入れるという単純な理由でも採用できるが、GX技でクワガノンVを初めとした技によるグッズロックを1ターンだけ回避できるようになるため採用価値はかなり高い
鋼エネルギーをメインアタッカーのキュレムに貼る関係上ついでで特殊状態を対策できるのも地味に美味しく、不意の特殊状態で動きが止まる可能性も減らせる
枠が余るようであれば是非とも採用したいが、キュレムEX以上の紙耐久である事には注意

ダート自転車、ジャッジマンホイッスル
トレーナーズポストが出回ってない、もしくは高額なせいで確保できない方にとってはそのトレーナーズポストの枠を代用する形で採用候補となる
前者の場合山札を圧縮できる枚数はトレーナーズポストやおとりよせパッドより多いが手札は減らない
後者は一応相手にジャッジマンを警戒させられる

軽石
どうしてもカメックス(ばくりゅう)やキュレムEX(アイスキャリバー)等をコスト無しで逃がしたい時に採用候補となる
これは余談だが公式サイトでは漢字で「軽石」と検索してもヒットせず、「かるいし」と平仮名入力しないと探せないという罠がある

釣り人
バトルサーチャーがスーパーエネルギー回収に変換できると考えると採用価値はあるが如何せんサポートの権利をこのカードに使う余裕が無い場合があるため使い勝手は良い方とは言えない
ただ水エネルギーの実質的な総数を大幅に増やせるのは悪くない
これも余談だが収録される度に美形になるジャッジマンと相反するかの如く収録される度に年齢が上がっている

立ち回り

先攻1ターン目
できる事が少ないがルール持ちデッキエンジンもしくはタマタマ(ぞうしょく)のどれかでスタートしてしまい手札にUターンボードが無い場合は正面に手貼り
それ以外の状況であればできればベンチにアタッカーを置いてそのポケモンに手貼りしたい
手札にはある程度リソースを残しておかないと2ターン目以降苦しくなる可能性がある

先攻2ターン目、後攻1ターン目
まずはアオギリの切り札を使ってベンチにカメックスを出す事を第1目標とし、できればこのターン中にはきょくげんれいとうやこごえるせかいで攻撃を開始してしまいたい
アオギリの切り札を使うまでの間は手札のリソースを残している余裕は無いため初動で手札に来てしまったカードは全てトラッシュするくらいの覚悟で手札を絞りにいく
アオギリの切り札を使うまではバトルコンプレッサーでトラッシュするカードと手札を消費する順番を間違えないように注意
攻撃技を選択する際にきょくげんれいとうから入る場合は可能なら正面のポケモンをワンパンできるくらいまでの火力は叩き出せるようにしたい(概ね正面にいるのはたねポケモンだと思われるため水エネルギーが3~5個装填できれば大体倒せる)

後攻2ターン目以降
あとは手札と相談しながら相手のポケモンを崩していき、カメックス(ばくりゅう)が狩られてしまったらもう一度アオギリの切り札を使うようにする
きょくげんれいとうを何度も使うとエネルギーが簡単に尽きてしまうためエネルギーの総数の管理はできるようにしておきたい(非ルールのサブアタッカーが前に出ている場合はできればきょくげんれいとうを使わないようにしたい)
サイドレースが追い付かないと判断した場合は相手のルール持ちデッキエンジンのポケモンをグズマで呼び出してナッシーのたちふさがるを連打し倒さないように気をつけながらLO勝ちを狙うかもしくはそのまま倒しつつグズマやボスの指令を封じて相手のサイドプランを崩壊させる(その場合自分の山札が切れないようにフウとランや普通の釣竿等山札の枚数を回復できるカードを必要な場面で使えるように温存しておきたい、ただし逃げるのに必要なエネルギーが確保できる方法や入れ替えるためのグッズが相手側に多めに残っている場合はこの方法は使えない)

各マッチアップにおける有利不利

有利
正面をただ攻撃する系統のタッグチーム、Vmax全般

常にサイドの1:2交換、1:3交換を成立させ続ければまず負けない
基本的に仮想敵はこの枠となる

5分
連撃ウーラオス、不利枠に該当しない非ルール全般、単構築

連撃ウーラオスや非ルールの構築とは平均すると常に同じ数くらいのサイドを交換し続ける事になるため先殴りからサイドを先行して進めた、もしくは先に相手のアタッカーを尽きさせた方が勝てる
単構築は単構築そのものというよりは先攻1ターン目、後攻1ターン目のサイレントラボや頂への雪道がキツいだけなのでそれさえ掻い潜れば勝機は全然ある

不利
ダストダス(ダストオキシン)が採用されている構築、クワガノンVを筆頭にグッズロック、サポートロック系の技や特性を持ったポケモンが採用されている構築、モクナシラフレシア、LO

カメックス(ばくりゅう)の特性が無効化されるとリソース勝負やサイド交換どころの話ではなくなってくる
アオギリの切り札を使う前にグッズを封じられるのにも弱い
LOはこちらのリソースが減るのが速い分厳しい相手ではあるが構築の系統次第ではひたすら全体攻撃を繰り返す事で崩壊する可能性があるため捨ての構築とまではいかない

後書き

今回はエクストラの力によりアオギリカメックスに組み込まれた古代のスターターと同じ並びを紹介させて頂きました
一見キュレムが大好きな人にとってのファンデッキのような風貌をしていますが、パワー自体はかなり高いため構築としてのポテンシャルはかなり期待できる部類なのではないでしょうか?
最新弾のカードを使いながらエクストラらしい構築で遊んでみたい初心者にも、BW時代を思い起こしながらエクストラで対戦したい歴の長い人にも楽しめる構築になっていると思うので気になる方は是非とも組んでみてください
質問等あれば私のTwitter(@Primarina_main)のDMまでお願いします
ここまで読んで頂きありがとうございました!

※8/21 0:00 デッキコードを追記

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