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健康ポテンシャルアップ③ 健康よりも「夢」を追いかける

アインシュタインの言葉で
「いかなる問題も、それをつくりだした同じ意識によって
解決することはできません」
と言われるものがあります。

たしかに・・とは思っても、自分ごとになると、これがなかなかに
具体案まで落とし込むことは難しいです。

それどころか、問題が発生してしまった時には、「どうしよう~」
「困った」「つらい」などと、感情に翻弄されて、この言葉を
思い出すことすら難しくなってしまいます。

たとえば「病気」。
何事も原因があって、結果があると言われます。
その原因を考えると、特定できないにしてもいくつかは思い当たることがでてくると思います。

食事においては、バランスが悪いとか、偏ったものが多かったなど。
生活スタイルならば、無理をしたとか、運動が少なかったなど。
あと、メンタルでは、イライラが多かったとか、よく悩んでいたとか。
こういった生活は物理的なものですが、これらの生活を選択して、実践していたという「意識」がそこにあるのです。

なので、病気という問題を解決しようと思えば、その「意識」を超えないといけないということですよね。

同じ意識・同じ生活習慣でいると、現在の病気を克服するのに時間がかかってしまいます。

もちろん、意識が変わらなくても、もともと自然に治癒する力は備わっているので、問題が解決しないわけではありません。
風邪などは、意識が・・などという必要もなく、いつの間にか治ります。

でも、難しい病気や、それこそ、病気自体が何かの「問題」を引き起こすような場合・・たとえばメンタルが不安定になるとか、仕事や人間関係に影響を与えるなどの場合は、このアインシュタインの言葉は当てはまるかもしれませんね。

では、「意識」をどう持っていけばいいか・・となると、よくわからなくなります。
特に、初めてその問題に直面しているなら、目の前の対処におわれ、「解決できた時ほどの意識」になることは、とても難しいでしょう。

たとえば、金銭問題で非常に困った状況の人がいるとします。
借金があり毎月の支払に苦労し、このままでは生活がなりたたないほどの問題に膨れ上がっているとします。

この場合、「今月どこからお金をひねり出そうか・・」とあくせくしているのは、問題が起こったときと同じ意識です。

それよりも、お金は自分が生み出した価値の対価として得られるものだと気づき、「どうすれば自分が人の役にたつことができるだろうか」といった視点から考え始めたとき一段上の意識になるんですよね。

それが問題解決の秘訣だとアインシュタインさんは言われるわけです。
意識を変えようとする時に効果的なのは、「その問題を忘れること」という方法があります。

ここで誤解されがちですが、何にもしない・・ということとは違います。
病気であるならば、必要な治療を受けたり、生活習慣をよりよいものに変えたりするのは必要です。
自分ができることを行いつつ、それ以上できることがない時や、それに向かい合っていない時間は、「その問題を忘れる」のです。

そこで、また難しい課題が、出てきます。

「忘れる」ということは意外に難しいものです・・・。
覚えておきたいことは、すぐに忘れるのに、余計なことや忘れてしまいたいことに限って、鮮明に覚えているというのが現実ですよね。

そこで「忘れる」のに効果的な方法が、違うことを考えたり、感じたりするということです。
それも自分が心躍ること・思わず、にまっとしてしまうようなこと・
時間を忘れてやってしまうこと・これがあれば(できれば)しあわせ~ということ・・・

これらのことを考えたり、想像したりする時間をできるだけ長く持つようにするのです。

今、病気という現実があるのなら、治るとか治すことよりも、健康になった時のことをいっぱい想像しましょう。
(繰り返しますが、治すための現実的なことはきちんと行いましょう・・)

そして、健康になった・・・ということよりも、その心身を使って
何をしているのか・どんなことに挑戦しているのか・どんな結果を
期待しているのか・・

そういったことをたくさん想像してみましょう。

思いは実現すると言われます。問題や困りごとを引き起こすのも自分なら、自分の思うように人生を創ることができるのも自分です。
自分には、それができるだけの力があると信じることが第一歩でしょうか・・・。
信じるものは救われるという所以かもしれません。

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