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デジタルトランスフォーメーション(DX)

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デジタルトランスフォーメーション(DX)についての自身のコラムをまとめています。
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2023年11月の記事一覧

バックオフィス業務をAIで自動化するためのポイント

バックオフィス業務は、定型的な作業が多く、属人化しやすいという特徴があります。 そのため、AIを活用して自動化することで、業務の効率化やコスト削減、人的ミスの防止など、さまざまなメリットを得ることができます。 バックオフィス業務をAIで自動化するために、以下のポイントを押さえることが重要です。 1. 自動化の対象となる業務を明確にする まずは、自動化の対象となる業務を明確にする必要があります。自動化の対象となる業務は、以下の3つの条件を満たすものが適しています。 定型

経験や勘ではなくデータでの会話が部門間連携のポイント

部門間連携は、企業の効率化や生産性向上、顧客満足度の向上など、さまざまなメリットをもたらす重要な取り組みです。 部門間連携を成功させるためには、いくつかのポイントがあります。 そのうちのひとつが、経験や勘ではなく、データでの会話を行うことです。 経験や勘は、主観的な判断につながりやすい 経験や勘は、これまでの経験や知識に基づく判断です。 でも、経験や勘は、主観的な判断につながりやすいというデメリットがあります。 例えば、営業部門は、顧客からのフィードバックに基づいて、

IT不要論者を味方につけるために必要な巻き込む力とは

ITは、私たちの生活やビジネスに欠かせないものとなりました。 でも、ITの導入や活用に否定的な人も少なくありません。 そのようなIT不要論者を味方につけるためには、どのような巻き込み力が必要なのでしょうか。 1. 相手の立場に立って話を聞く IT不要論者は、ITのメリットや可能性を理解していないことが原因で、否定的な意見を持っている可能性があります。そのため、まずは相手の立場に立って、ITに対する考えや不安をしっかりと聞くことが大切です。 相手の話をよく聞くことで、相手

業務改善のための課題発見法とは?

DXのコンサルをやってると、業務改善の方法について問われることが多々あります。 今日は、業務改善について触れてみたいと思います。 業務改善とは、業務の効率化や品質向上を図るための取り組みです。業務改善を行うためには、まず現状の業務に課題があることを把握する必要があります。この課題発見が業務改善の第一歩です。 課題発見には、さまざまな方法があります。ここでは、代表的な課題発見法をいくつかご紹介します。 1. 現状分析 現状分析とは、現状の業務を把握するための方法です。業務

IT苦手なひとを業務改善に巻き込むステップ

ITを活用した業務設計(再構築かも)によって、業務改善にITを活用するケースが増えています。 でも、ITが苦手なひとが多く、業務改善に巻き込むことに苦労するケースもありますよね。 IT苦手な人を業務改善に巻き込むためには、以下のステップを踏むことが重要です。 1. 現状を把握する 最初に、現状の業務プロセスを把握する必要があります。 IT苦手な人が行っている業務を洗い出し、どのような課題や改善の余地があるのかを明確にします。 2. IT活用のメリットを説明する 現状