精神科医を目指す皆さんにオススメの学会~認定資格についても~

 皆さんご無沙汰しております、ぽろにあです。
 今日はタイトルの通り、精神科医を目指す皆さんにオススメの学会等について、お話しさせていただきます。

 これ、早く動けば動くほどいいので、特に医学生、研修医のみなさんに知ってもらいたいですね。あるいは精神科に転科を考えている先生とか。
 勿論既に精神科医としてバリバリ活躍しているアナタにも、きっと有益だと思います。

 皆さん勿論「専門医」については聞いたことありますよね?

 まあ今は日本専門医機構なるものができて、大体の研修医の方はこのレールにのって、何らかの科の専攻医となり、専門医を目指すようですね。だからまあ、所謂基本領域の専門医についてはしっかりその仕組みを理解していると思います(年限含めた条件など)。
 なので、ここでは基本領域の専攻医になって専門医を目指す(目指している)こと前提でお話しします。

 まず、何で専門医が必要なのか? についてお話します。

 ひとまず基本領域専門医について。まあこれについては、「やむを得ない、みんなも取るようだし、基本領域の専門医は取らなくてはいけないな~」と思っていると方が多いと思います。
 これはその通りで、私の経験から言っても、多くの医療機関では、その診療科の専門医をもっていないと、まず一人前の医師としてみなされません。特にマイナー科では。

(いわゆる一般内科枠でうまくもぐりこんだり、検診、老健など働く場所、働く種類によっては、勿論その限りではありません)

 例えば、総合病院に勤めていても、専門医をもっていない医師は、何かあったときの(例えば病院の業績不振時)いわゆる首切り候補になることがあります。これはぽろにあも実例を目にしてきています。
 バイトなんかも、専門医必須などの条件を課してきていることが増えています。

 なので、貴方がその診療科の医者として、プライドを持ち安定して生きぬいていくためには、まず基本領域の専門医資格は必須だと思ってください。精神科医の場合は精神保健指定医も同様(精神保健指定医+精神科専門医が必須ですよ!)です。


 そしてここからが今回の本題です。

 現代は医師不足などと言われ(実際はぽろにあは全く不足していないと思いますが)、医学部の定員も増加していたりで、これから必ず医師の過剰時代がやってきます。これについては20年ぐらい前から言われてきてはいますが、いよいよ現実のものとなりそうな感じがあります。

 つまりこれからは仕事を奪い合う競争の時代がきます。
 従って、医師として引き続きある程度の報酬を得て、一定以上の生活を過ごす(あるいは維持する)ためには、その競争を勝ち抜いていかなければいけないのです。

 そこで、医師のセルフブランディングが重要になるのです。

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